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この世を動かしていくのは。
2015 / 12 / 12 ( Sat )
若造君が提案した言語活動の時間も、後半戦を迎えた。
子ども達は自らの生活を調査する中で、「課題」を見つけ、その課題を解決する取り組みを考える。
廊下を走る子が多い トイレの使い方が悪い
学習の準備がよくない…とまぁ、課題は出るわ出るわ。

気になったのは課題解決に向けての取り組みだった。
子どもたちの考えはおおよそ2つ。
「呼びかける」と「ポスターを描く」のどちらか。

経験がないから仕方がないとは思うのだけれど、主任としては学年が皆動く活動にしていきたい。
だから、子どもたちに多くのアイデアを授けていった。

廊下を走らないように、ポスターを床に貼ろう 
「みんなで歩いてくれてありがとうございます」と書いてみよう。
ホワイトボードを使って、コメントを毎日変えたらどうだろう。

次第に、子ども達の発想が豊かになってきた。

正直言うと、「反省文を書かせる」「違反したポイントが溜まったクラスは宿題倍増」という意見も出た。
しかし、ワタシはそんな「罰」を与えるよりも、できれば子ども達が楽しみながら、自分たちの課題を
解決するための活動に一生懸命になって欲しいと思っている。

世の中をよくしていくのは「力」であってはならないと思う。
もし、力が必要であるというのなら、ユーモアの「発想力」、子どもたちの「力」。

理想かも知れないけれど、ワタシはそんな取り組みを実現させていきたいと思うのだ。

17 : 01 : 58 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
あと出しジャンケンの後。
2015 / 11 / 29 ( Sun )
「研究授業はあと出しジャンケンだからね…。」

金曜日の理科室。支援員をされている大先輩の方がおっしゃった。
午後からは、若造君の研究授業の日。

確かに、この方がおっしゃることは事実だ。
ここまで懸命に、今日の授業について話し合ってきた。
若造君は、何度も指導案を書き直した。
変わるたびに赤ペンで指導案に添削を入れるワタシ。
それでも、研究会に参加される方にとっては、これからの1時間を見て、
授業の出来を判断される訳だから、「あと出しジャンケン」になるのは仕方がない。

若造君のクラスの子どもたちに伝えたことは、
「いつも通りにやること」
特にいつも以上にがんばる必要はない。
だって、彼だって、いつも以上に頑張る子どもたちを想像しながら指導案を書いたわけではないじゃないか。



研究授業の後、課題について多くの先生から貴重なご意見をいただいた。
厳しい意見もあり、温かい感想もあった。
それはそれでうれしいのだけれど、主任としては「まだできた」という思いもある。
まだまだ、まだまだ、まだできた。ワタシができたことはまだまだある。

その日の夕方の打ち合わせ。
ボスが、とある先生から「(学校が)まとまっている」という話を聞いたことが嬉しかったという話をした。
学校はチーム力あってこそだ。
一人ひとりがバラバラの指導をしていたって、子どもは育たたない。
きっと、うちの学校の「ごく当たり前」の研修の成果は、「チーム力」だったのだ。

あと出しジャンケンの後、このボスの話を聞いて、少し胸が熱くなる。


夜の打ち上げ。
多くの先生と話をする。
この学校はまだ来たばかりなので、十分話をしたことのない方もいらっしゃるのだけれど、
その方から、
「先生って、いつもゆるい感じがするんだけれど、
 実は心の中に熱いものがあるということが分かりました。」
と言われてしまった。

ワタシは闘志を前に見せないタイプというか、「気合い」を見せない教師であろうと決めているので、
心の中を見せてしまったようで、少々恥ずかしかったが、嬉しいことでもあった。


もっとできたという後悔もあり、少しのムネアツもあり、いつもよりお酒を飲んでしまう。
ヘパリーゼは飲んで臨んでいたはずなのに、やはり酒がしっかり回ってしまった。
そんなわけで、電車に乗った後に熟睡してしまい、気が付けば2駅も寝過ごす。

ま、これからもがんばってみる。


あと出しジャンケンの世界だけれど、負けても得るものはきっとあるだろう。



では。
18 : 11 : 07 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
日本晴れ。
2015 / 11 / 25 ( Wed )
連休明けは、社会科見学。目的地は静岡市。
本当は箱根に行く予定だったのだけど、
火山活動の影響を受け、いや安全を考えて、
行き先を変更したとも言える。
(行く直前に箱根の火山レベルが元通りになったというのもなんだけれど…)

せっかく矛先を変えたのなら、楽しみたいじゃないか。
学年主任として、場所選びにワクワクした。
静岡市、ガンプラ好きなワタシ。
やはり男なら、バンダイホビーセンターに行きたい!
と思ったのだけれど、5クラスもある大規模校は受け入れてくれない。
(この点は機動力のある小規模校がうらやましい)

仕方がないので、大規模校なりの見学先を一生懸命に探す。
それでも、一度に見学ができなかったので、学年を半分に分け、2箇所を交互に見学を行うなどの工夫をした。

ただ、幸いにも天気に恵まれた。
お弁当を食べた日本平では、富士山も望めた。
ただ、静岡県の子どもたちにとって富士山はめずらしくもありがたくもなんともない。
テンションが上がっているのは、愛知県人の学年主任だけ。
それでもいい。今日のこの天気は、ここまでがんばったワタシへのご褒美だと、勝手に自分を褒める。

そして久能山東照宮へ。

実はここにあるんだな。
特別なガンプラ。
PB240681.jpg




やはりやりたいことを精一杯できる仕事は楽しいのだ。


今日も仕事だ。では。
05 : 25 : 51 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「がんばった」成果を示せ。
2015 / 11 / 22 ( Sun )
ひとつ前の書き込みの続き。

金曜日、うちの学校でも「学校祭」が行われた。
お祭りといっても、教室の中で子どもたちが、お客さんを楽しませるための
出し物を行うというもの。

振り返ってみれば、長い取り組み。
今回は教育委員会に見せるための授業も組み入れたので、
授業時間を14時間もかけた。これだけかけたのだから、いいものができるはず。

でも、現実はそうはいかない。
子どもたちには「クラスでひとつの出し物」というワタシからの願いは、なかなか理解できなかった。
それはそうだ。子どもたちは今までそんな経験をしたことがなかったからだ。
各グループで思い思いの出し物を作ってきた経験しかなかったからだ。
だから、ゲームの内容を皆に相談もなしに変更したり、一番はじめに決めたお話の内容(プロット)にそぐわない
キャラクターを作り出したりと、「上手くいかない」という思いを繰り返した。
ましてや、今週も、実際に「ひとつにつなげてみる」と、連携がうまくいかない。

ワタシとしては、それがねらいであった。
「上手くいかない事実・課題」→「改善策を検討する」→「確かめて、評価し合う」→「新たな課題」
という繰り返しを積み重ねていくことを子どもたちに経験させたかったからだ。
また、ひとつの出し物をするためには「意思統一」が欠かせないことを、体験してもらいたかったからだ。


そんな取り組みは、木曜日まで続く。
各グループの連携が進み、お客さんの動き方が明確になって、徐々に流れがよくなった。
でも、ワタシは意地悪をして、他のクラスのお子様をお客さんとして、教室に入れる。
そして、皆でその子たちの動きを見ると、何をしていいのか分からない様子であった。

子どもたちは「お客さんには、ゲームのルールがあまり伝わっていない」という課題に気づいた。
要は、客観的に自分たちの出し物をはじめて評価し、新たな課題を見つけたのだ。

最終的な話し合いをする子どもたち。
今までの決まりきった台詞を言うだけではダメで、お客さんの様子を見て、
臨機応変な声をかけていくことに心がけていくことに決めた。


そして学校祭当日。
ワタシが用意したものは、出し物の最後に、お客さんがクラスの出し物について、
簡単に評価してもらうための紙。
「ゲームが楽しかったかどうか」
「ルールが分かりやすかったかどうか」
この2つの視点で、お客さんに正直にシールを貼らうように声をかけた。


学校祭がはじまり、子どもたちは緊張しながらも、出し物に精一杯取り組んだ。
汗だくになる子どもたち。当日は少々寒い日だったけれど、
教室の窓をあけてやらないと、子どもたちがかえって気分が悪くなるぐらいの熱気だった。


そして最後に、子どもたちと出し物の出来について、先ほどの紙をもとに話し合う。
お客さんの総数313人。
そのうち、「楽しく・分かりやすかった」というところに、シールを貼った枚数を数え、
百分率で計算をすると、
93パーセント
の方によい評価をいただいた。

喜ぶ子どもたち。実際にがんばったことを数字で表すことで、自分たちのがんばりを評価できる。
今回の取り組みの一番のねらいは、クラスの力を高めること。
子どもたちは、「他者とかかわる」難しさを知りながら、いつか「皆と協力する」ことが楽しいと思い始め、
最後に「がんばった!」と充実感を味わうことができた。
この数字は、明らかにワタシのクラスの力になる。

来年度から、教職員に対する評価制度も、今までのものより変わっていくそうだ。
組合では、給与に反映する評価制度には反対の姿勢を示している。
でも、お金に汚いワタシは、むしろ受けて立とうと思っている。
正当に評価してくださるのなら、敢えて自分自身を高めることができるし、
それが子どもたちの力の向上につながるはずだ。

やはり、がんばったことは、しっかりと評価してあげよう。
ワタシはそう思うのだけれど、いかがですかね。


では。







07 : 27 : 05 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
それはワタシの責任である。
2015 / 11 / 15 ( Sun )
若造との千本ノックも大詰め。
今週は、8時近くに帰宅することが多かった。

改めて、ワタシたち学年部が提案しようとする言語活動が、
学習指導要領で示されている目標を達成できるための手立てなのか、
授業がこのような展開でいいのだろうか、
支援はどうだろうか、教師の姿勢はどのようにすればいいか、
などなど毎日話し合っていると、やはり帰宅時間が遅くなる。

他の学級で先行授業を行いながら進めているのだけれど、
それを受けて修正を繰り返しているので、
若造君が作っている指導案も、おそらく7~8回ほど書き直しているはずだ。


何回も言うのだけれど、どんなに一生懸命研修をして、
どんなにいい授業を披露できたとしても、
ワタシたちの給料は増えない。特別にボーナスがもらえるわけでもない。
ただ、自分の授業技術が上がって、それは子どもたちに還元されるだろう・・・という思いのみ。


来週初めが指導案の〆切。
週末も彼は学校で指導案を作っている。

そこまで働かせてしまったのはワタシの責任だと思っている。
もっと、ワタシが見通しを持って、彼に仕事をさせるべきだったし、
彼の迷いに適切的確なアドバイスを送ることができればよかったと反省している。

彼の授業が成功すれば、彼の手柄でよい。
でも上手くいかなかったら、その叱責はワタシに向けられるべきだ。
まだまだワタシには力が足りない。




11 : 42 : 12 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
その熱中さは止められない。
2015 / 11 / 08 ( Sun )
委員会の方がご覧になる授業の日。

ワタシらは指導案をしたためてお待ちする。
この指導案は一度、一から書き直したもの。
先に書いた案は、諸事情によりお蔵入りになった。
指導案を書くにはかなりの労力が要る。
二度目を書かねばならなかった時は、
流石にテンションを上げるのに時間がかかったが、
指導案に手を抜きたくなく、自分なりに頑張った。
でも、普段の営業時間内に案を書き上げられる人はまずいない。
締め切りを一週間も遅れてしまった。

書いた内容は、来る学校祭の出し物の企画を立てること。
どうせなら、机に座って話し合うものではなく、グループごと、各グループ間ごとの交渉など、
アクティブに動き回るものにしてやろうという挑戦的な指導案でした。

そんな授業をご覧になった先生が言われたこと。

「ロッカーに子どもが乗っていましたね。安全面に問題がありだと思います。」

わはは。
それはそうだ。
あかん、それはアカン。



確かに委員会の方がおっしゃる通り。
ベランダに落ちたら危険だものね。
ワタシの指導力不足であります。

でもしかし、きっと子どもたちが熱中して話し合い、身を乗り出していたんじゃないかと、
自分自信を励ますために前向きにとらえることにします。
でないと、ここまで取り組んできた時間や熱意を考えると、
自分のメンタルが参ってしまいそうになりそうだったからです。


とにかく笑って仕事を続けるだけなのです。
12 : 43 : 13 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
この世の中に必要なのは、愛である。
2015 / 11 / 01 ( Sun )
詳しいことは書けないのだけれど、いじめについての事件が起きた。

学年部が一日総動員で、関係者に事情聴取。
担任が聞いたことを相関図に表し、ワタシも子どもたちの話を聞く。

辛いことだけれど、いじめは、絶対にいい行為ではない。
それぞれの家庭に連絡、家庭でのご指導をお願いをした。

ぐったりとした一日。
夜8時を過ぎた職員室。

昔、心に決めたことがある。
教師にとって、都合のいい子どもを育てるのは止めよう。
子どもがイタズラをしてもいい社会こそ健全な社会。
○○してはいけませんと言い続けて育てる教育なんて、くそくらえだ。

それでも、ワタシたちはいい仕事をしていたのだろうか。
事実、いじめ行為をここまで発見できなかった。
授業は充実してたのだろうか。
子どもたちの心は育てられていないのだろうか。
力不足と言われても仕方がない。
マイナスな感情ばかり湧き上がる。

それから、職員室にいくつか電話がかかってきた。
ご家庭での指導の後、担任にその旨をお伝える電話だった。
保護者の方にとってもショックな出来事であるけれど、
やはり、子どもたちの成長の機会としてとらえてもらたいと思った。


親が教師が、子どもの人格を否定する家庭なんてあってはならない。
子どもたちがイタズラをしても、叱ったあとに、必ず許される社会が健全だ。

愛ある社会、学校、世間、家庭。
ワタシたちは、愛されあれば、この世の中なんとかなるんだろう。


さて、来週もがんばるべさ。



では。



18 : 30 : 23 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
バットを持ち続ける覚悟。
2015 / 10 / 28 ( Wed )
本当に、新学習指導要領が施行されて以降、忙しさが増している。
子どもたちを4時に返すと、すぐに打ち合わせ。
気が付くと、退勤時刻の4時30分。
そこまでは確実に、日々の生活に拘束されている。

何度も言うんだけれど、教師の仕事は「授業」だと思う。
子どものいじめ件数が増加! とニュースで煽るのなら、
まず、面白い授業をするための準備間をもっと増やしてほしい。
だって、まともに学習に臨み、活動を皆で楽しむことができる学級は、
やはり生徒指導だって上手くいく。それは私の思い込み?

来月は研究授業発表会だ。うちの学年も授業を発表する。
授業をするのは、「若造」君。縁あって、今年度は私の下で働いてもらっている。
指導案作りもだいぶ進んで、授業の形がだいぶ見えてきている段階である。


先々週から、彼の指導案を見て、気になるところは朱書きしたり、
指導要領を見ながら授業で行う活動が、教科の目標にあっているかなどチェックを続けている。
彼も真面目な男で、ほぼ毎日指導案の下書きを出してくれる。
主任としては、笑顔で応え、その下書きにダメ出しを加える。
彼曰く「千本ノック」。
ということは、ワタシはバットを振り続けてやる必要がある。大変なことだ。

指導案にたくさんダメ出しをされて、ワタシも育てられた。
また、学年主任として、学年の皆でアイデアを出し合い、研究授業に臨む以上、
あくまでも「成功」させてあげたいと思う。
それが主任としてのプライドだ。
いかに普段、いい加減に見られようとも、やはり教師は授業力で勝負すべきだ。

もちろん、どんなに頑張っても、ワタシたちの給料は増えない。
人によっては、「骨折り損の草臥れ儲け」という見方もできる。

ただ、いい授業をできるって力は、きっと若造君だけでなく、共に考えあった先生方のレベルを上げる。
それは、子どもたちに確実に還元できる。


と書きながらも、忙しいなぁ。
今日も朝4時に起きて、仕事を始める。
いろいろあって、公私ともにかなり忙しい。
自分の時間を切り詰めて、自分にできる限りのことをしている。

だからさ、できるだけ授業のことだけを考えるようにしない?
でないと、いつかこの国の公教育は崩壊しまっせ。


では。
04 : 16 : 21 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
「がんばれ」しか言わないからだ。
2015 / 10 / 20 ( Tue )
連休の宿題は「通信表を見て」という厳しい作文。

子どもたちは大方、「Aが○○個だったから、後期は増やしたい」というような文を書いてきた。
そんな子たちに、厳しく赤ペンで問いかける。
「どこの成績をあげたいのですか?」
「あなたがAにしたいのは、意欲ですか? 書く事ですか? 読むことですか?
 それとも漢字ですか?」
「がんばるっていうけれど、何を どのように がんばるのですか

などなど厳しく書き込む。
がんばるって曖昧な表現。
具体的に、どんな力をあげたくて、どのようにするのか示していくことが大事だとワタシは思う。


そんな中、リレー大会が行われる。
「勝ちたい!」というキモチだけはある子どもたち。 

だから、何をするの?
いつもの問いかけをする。

もちろん、早くなるために、どうすればいいのか ネタはごっそりと用意しておりますけれど。
23 : 29 : 51 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
根気強さ。
2015 / 10 / 07 ( Wed )
4年生は「四則計算の完成期」だと思っている。
「2けたでわるわり算」の指導をしていると、特にそう思う。

子どもたちにとって難しいのは「仮の商」を使った考え方。
例えば「37÷12」なら、どちらの数字も十の位の数だけで「3÷1」ととらえ、
仮の商を「3」と決め、計算に取り組むというもの。
筆算のアルゴリズムでは、
仮の商3に、わる数12をかけ、
わられる数37から、先ほどの積36を引いて、あまりの数1が出る・・・という流れ。

わる数が2けたになるわり算でも、この「仮の商」を使った計算方法を用いると、
今までにならった「1けたでわるわり算」の筆算方法で解決することができる。

ただ、この方法は、かなり面倒くさくなる場合がある。
例えば「35÷12」の場合、仮の商は「3」だけれど、12×3=36となり、
35より多くなってしまうので、正確な商とは言えない。
そんな場合は、3から1つ下げて、もう一度適切な商かどうか計算し直す必要が生じる。
「35÷19」なら、更にもう1回計算をし直すことになるのだ。

ある程度計算力がある子なら、19の3倍は60近い数になるはずだから、
絶対3なんてことはないと見積もることができる。
でも、計算が苦手な子にとっては、やはりこの「仮の商」の方法が、
自分の力で正確な商を導くための唯一の手立てになる。

でも、ワタシとしては、この「遠回り」が、子どもたちの根気強さを養うと思っている。
上手くいかない やり直す さらに上手くいかない やり直す
そして正しい商が求められた時、子どもたちはとてもすっきりとした顔を見せる。

いつかは素早く「見積もる」力がつくだろう。
でも、それはこのような計算の積み重ねの結果、身につく力だ。

だから、ノートに繰り返し計算をする子どもたちの姿を、
ワタシは応援しているのだ。


05 : 16 : 31 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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