1つの式だけでは答えは出せない。
2009 / 10 / 07 ( Wed )
今年度の算数は学習指導要領の移行措置の影響で忙しい。
わはは、明らかに「ゆとり」はなくなった。


それでも、算数の学習で子どもたちにじっくり考えてもらった。
わり算の学習のまとめの場面。

ワタシは黒板に式を書き出す。
 3÷3= 1
 6÷3= 2
 9÷3= 3
12÷3= 4
15÷3= 5
18÷3= 6
   ・
   ・
   ・   と(被序数と序数、答えはそれぞれ色分けしました)。

この計算を続けて行った子どもたちは気づくんです。
あ、答えが1ずつ増えている。3の段のかけ算九九と一緒だ。
わり算はかけ算の裏返しだからだ、と。

そこで、
30÷3にも挑戦。
悩む子もいたのですが、
黒板に、
27÷3= 9
30÷3=10 と式を並べて考えると、被序数が3増えると、答えが1増えるという「きまり」を使えば、
答えが分かるよ・・・ということを子どもたちは発表しあいました。


じゃ、さらに挑戦と。
42÷3  57÷3・・・と問題を連発。
3年生の子は、ここまでの計算は学んでいない。
でも、先ほどの「きまり」を自分のものにしている子は、ノートに
30÷3=10
33÷3=11
36÷3=12
39÷3=13
42÷3=14・・・と書き、答えを出すことができた。


「1つの式だけを見ては答えは出せないよ。」と話す。
まずは、教えて考えさせるのだ。


自分で答えを導き出した子どもたち。もっともっととテンションがあがる。
次はひねりを加えて出してみた。

294÷3=?

これは子どもたちを悩ませた。
でも、休み時間になっても、子どもたちは「きまり」を使って答えを導き出そうとしていた。

本当は「きまり」を逆に考えて、
300÷3=100
297÷3= 99
294÷3= 98 ってやればいいのだが、

なんと57から続けて3を増やし続けた式を書き、294まで到達した子もいた。
はっきりいって不器用である。
でも、この子が、力がないとはワタシは思わない。
この位、夢中になってやったことが、この子の力になっていると思った。




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コメント
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自ら課題を持ち、伸びようとするチカラを助ける授業ですね!
不器用でも、解けた時の喜びは記憶に残り、自信に繋がっていくと思います。
いい生徒さんがいらっしゃいますね。
by: たぬき * 2009/10/07 12:47 * URL [ 編集] | page top↑
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