祖父の四十九日。
2009 / 10 / 04 ( Sun )
週末は祖父の四十九日でありました。

金曜日の夜に雨の高速を走って実家に戻り、
土曜日が法要。朝、何年かぶりにお墓を訪れました。
生まれてこのかた幸運にも親族の葬儀に出たことがありませんでした。

うちの田舎では、四十九日が来るまではお骨をお墓の中に入れることはできないそうなので、
今日、生まれて初めてお墓に香花を差し、納骨の準備をしました。


法要の時刻が近くになると、親戚が集まり、玄関は黒い靴で埋まる。
お坊さんのお経を聞くのかと思ったら、お経をみんなで唱えるのだそうだ。
これも初めての経験。木魚の音に合わせて、唱えていく。
よく国語の時間、子どもたちの声が低く抑揚のない音読を聞くと
「あのさ。お経じゃないんだから・・・」と言うまさにそれ。
もちろん、お経は淡々と唱えていくわけで、抑揚なんてつけてはいけないのだが。

そして再びお墓の前。
興味深かったのは、納骨の仕方。
静岡の家の方だと骨壷ごとお墓の中に入れるのだが、
実家では骨壷からお骨を出して入れる、まさに「土に返す」ように入れる。
地域の違いなのか、宗派のそれなのか、よくは分からないけど興味深かった。


お寺の中で「餅」をいただく。これも初めての経験。
四十九日とは祖父の霊が仏様の世界に旅立ったということ。
これは祝い事なんだそうで、昔はお寺の敷居の上で餅を切ったそうだ。
知らないことだらけの法要。学ぶというか、「へぇ」と思うことばかりだった。


法要の後は会食。
あがり症の親父。葬儀の時とは違い、カンペなしで話す。
その方が親父らしいと話し方をする。なんというか、昔から聞いてきた懐かしい話し方だ。
親父は下戸なので、酒を飲むのは子どもの役目。
実家を継いだ兄貴は顔を真っ赤にして、お客さんと賑やかに話をしていた。
しばらくの間、従兄弟たちと話をする。
何年ぶりか、いや十何年ぶりか。
本当に懐かしい空間であった。



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コメント
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いろいろと社会勉強を積まれているようですね!
私のような歳になるとよそ様の葬儀のお手伝いを強いられ、一通りのことを覚えました。
弔辞を代読して読み方の違いを指摘されたこともありました。

「黄泉の国」を 「こうせんのくに」と読んだところ「よみのくに」と言うべきだとのこと。
黄泉はこうせんと読んでも間違いではないのですが、
葬儀の際には「よみのくに」が正しいとのこと。
さすが、国語の先生だなと感心したことを思い出しました。
by: appochan * 2009/10/05 06:55 * URL [ 編集] | page top↑
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