間違いから学ぶべし[。
2009 / 02 / 14 ( Sat )
こんばんは。

先にオチを言うのもなんですが、
今の漢字指導って、「読む」ことに重みが置かれすぎている気がします。
例えば、3年生で習う漢字は、3年生では「読む」ことができればよくて、
「書く」ことは4年生で、できるようになればいいとなっています。


ワタシはこの考えがあまり好きではありません。
やはり、3年生で習う漢字は3年のうちに覚えてしまうべきだと思っています。
以前と比べ、子どもたちの作文に使われる漢字の割合って明らかに減っていますしね。

でも、ワタシが「どうだろう」と思うのは、あまりに読みに重みが置かれすぎて、
子どもたちの「語彙」の範囲を明らかに越えている問題が多くなっていることです。
音読みと訓読みの違いも知らない子に、その漢字の読みすべてを一度に教えようと
している気がするんです。
「語彙」が十分でない子どもたちに、普段使わない熟語を教えてどうするんじゃって気になります。

ま、愚痴はそこまでにして。

再来週に学年で、3年生で習った漢字テストを行うんです。
出題範囲を子どもたちに伝えたら、実際に問題の漢字を書くことができるかどうか、
実際に書かせ、チェックしています。
3年生の漢字200字もまとめの段階です。子どもたちは春先に学んだ字なんて結構忘れています。
ま、忘れた字を「忘れた!」と言って責めはしません。
ドリルに赤鉛筆で印をするように伝え、間違った字やかけなかった字の練習を主にやるようさせます。


というわけで、最近の国語の学習はこの漢字チェックにかなりの時間を費やしてしまっています。
先ほど申しあげたように、語彙が少ない子たちに難しい熟語を書かせているのですから、
ワタシとしては「分からない言葉は辞書で意味を調べいいよ。」と言うんです。
意味が分からない言葉を、ただ問題だからだって、書き続けることなんて全く意味がないのですから。


もちろん、ユーモアを忘れずに。
子どもらしい間違いを拾うと、いろいろなことを学ぶことが出来ます。


たとえば「大学院」。
子どもたちの多くは「大学員」と書きました。
これ、分かります。きっと、大学生か大学で働く人を想像したのでしょう。

「全力」が「前力」っていうのも同じ。気持ちが分かりますよ。

最も面白かったのは、「消毒薬」の間違い。※毒は3年生で習う漢字ではないので、かなで書きますね。
子どもたちは、
「食どく役」と書いていました。

いいねぇって・・・子どもたちに校長先生の役割だよと話をしました。
校長先生は学校で一番はじめに給食を食べる仕事があります。
もちろん、毒味。検食役です。


意外な校長先生の仕事に驚く子どもたち。
もちろん、漢字テストでこう書いてしまっては×なのですが、
間違いから子どもたちが学ぶことも多いってワタシは思うんです。

そんな小学校教師の日々であります。では。



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コメント
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思い出して笑ってしまいました。給食のチェックです。『検食簿』というのがあり、
今日の献立の是非を問うのです。分量は?味、見た目などの評価と感想を
毎日書くのです。病院方式ですが、私は職員室にいる先生方に交替でチェックして
もらいました。
いまでも実施しているのですね!
by: appochan * 2009/02/14 12:41 * URL [ 編集] | page top↑
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コメントありがとうございます。

実は同じ方法をワタシ達も行っています。

毎日ちょっとした希望を、センターに送っております。

やはり美味しいもの食べたいですから。
by: うるとらまる * 2009/02/20 04:51 * URL [ 編集] | page top↑
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