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遠回りする価値はある。
2009 / 01 / 14 ( Wed )
数年前のワタシは「学力向上」と、ひたすら点を上げようとしていた時があった。
ワタシだって周囲の評判が気になる人間。
先週の県下一斉に行われた国語算数テストの成績などの「クラスの出来」=「教員としての力量」だと
思っていた時期があった。

今、考えると、それは違うと思う。
目の前の成績にとらわれず、子ども達が共に学び合えるクラスを作っていくべきだと思う。

今週の算数の時間、「2けたのかけ算」について話し合った。
これをまとめていくことで、かけ算の筆算の意味について子どもたちは理解していく。


子どもたちはここまで、2けたのかけ算でも、
「かけられる数」や「かける数」を上手に分け、それぞれのかけ算を行い、
出た答えを合わせることで、かけ算の答えが出ることを学んできた。

今日はもっと大きな数字でも、自分たちの考えた計算のしかたで解くことができるかどうか
チャレンジをしてみた。

問題は「58×46」。

58を、10を5つと8に分けた考え方が出た。
21011401
460を5回も足すのは大変なんだろうけど、子どもたちは一満足。
でも、「もっと分かりやすい」とある子が出した考え方はこれ。

21011402

50×46の計算に戸惑う子はいるが、この考え方の方が答えが早く出せそう。
これがかけ算の筆算のやり方につながっていくもの。

だけど、本当は「かける数」の46を分解する必要がある。

こんな考えをもった子もいた。
46を細かく分解していく。
21011404
理屈は正しいが、かなり時間がかかる。
でも、子どもの考えは面白い。子どもなりのこだわりがあるようで。

そして、最後に最も筆算に近い考え。
21011403


あえて、筆算のやり方を教えてしまえば、授業の時間を無駄にすることはなかったと思う。
でも、ワタシは子どもたちが互いに考えを出し合うことで、子どもたち同士磨き合えると思うようになっている。

黒板に思い切り自分の意見を書き込む子がいる。
計算は速くないものの、堂々と書く姿はその子の自信の表れだろう。
そんな子が集うクラス。
どんな子も自分の考えを安心して出せるクラス。

そんなクラスこそ、「学び浸ることが出来る」と思うんだ。


だからこそ、遠回りする価値がワタシはあると思うんだ。


↓そんな小学校教師の思いでした。
↓学習することは楽しいものであると、子ども時代に存分に味わってもらいたいのです。
↓じゃ、明日も仕事がんばります。では。
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テーマ:教師のお仕事 - ジャンル:学校・教育

22 : 11 : 37 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
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いつも読ませていただいております。
これからも、先生らしい、ほのぼのとした教育を進めていって頂きたいと思います。

私も同業者。
正直、悩みが多すぎて、最近、やる気がない状態。
我が子がまだ小さく、一緒にいたい病にかかってる感じ。
なんとか、しないとな~。
by: menn * 2009/01/15 06:44 * URL [ 編集] | page top↑
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拡散的思考から集中的思考へ収斂させていく見事な授業ですね。関心しました。このような過程を大切にしていくと、数学的な考えも育てられていくと思います。計算が「速く」「沢山」できることよりも大切なような気がします。
教師も「子どもから学ぶ」姿勢を大切にしていくと、子どもの認識過程や認知スタイルが理解でき、その蓄積が指導力の向上に繋がると思っています。
浜松市の村櫛小学校の実践も素晴らしいですよね。私は現職時代に学ばせていただきました。
うるとらまるさんの意欲的な姿勢に多くを期待しています。フレーフレー ウルトラマル!
by: appochan * 2009/01/15 07:20 * URL [ 編集] | page top↑
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