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学校だけでは無理でないか。その2。
2007 / 07 / 13 ( Fri )
先週配った学校アンケートが返ってきた。

詳しいことは書けないが、良心的な意見が多いことに感謝。
ただ、気になることがある。
学校がしていることには比較的満足している方が多い中、
自分の子どもの様子については満足していない方が多い。

それは、分からないでもない。
ワタシだって、自分の子どもたちがもっとこうなったらと思う。
それが親の性分だと思う。
親として「○○しなさい」と口うるさく子どもに言う。
もちろん、ワタシも子どもの頃は、今の言葉で言うなら「うざい」と
思っていただろう。
でも、今は勝手ながら、親の気持ちも分かる気がする。


今日の記事のまとめを先に言うと、

・口だけでなく、環境を整えていくことも大事だよね。

そう強く思う一週間であった。



いよいよ「とけい」の学習に入った。
学習に入る前に、予備テストを子どもに実施した。
時計の針から、時刻を読めるかどうか。


う~ん・・・


久しぶりにヘコンだ。
時刻を読めない子がここまで多いとは。

それはいい。もっと気になったのは、
読める子とそうでない子の差は大きいということだ。

子どもにとって、どちらも「今何時何分?」と聞かれたときに、
きっと数字で示しているデジタル時計の方が分かりやすい。
ワタシもそうだろう。事実ケータイも、腕時計のデジタルだ。

しかし、改めてアナログ時計から時刻を読むことの価値を考えると、
アナログ時計はかなり子どもの思考力を高めていると思う。
思わず、学級だよりを発行してしまった。
普段は子どもの生活の様子を淡々と書くワタシの学級だより、
でも今回は違う。


「とけい」の学習の前に、予備テストを実施してみました。
分かったことは、アナログ時計に慣れている子とそうでない子の
差が大きかったということです。
この学習では、アナログ時計の長針短針から「○時○分」
という時刻を読む練習をします。
時刻を読むことに限ると、
数字で表示しているデジタル時計の方が
一目瞭然であるので分かりやすいと子どもたちは思うことでしょう。
しかし、担任としてアナログ時計から時刻を読む経験を積むことは、
これからの算数学習で大きな意味を持ちます。

短針から分を読むことは数直線の学習につながります。
また1の目盛りを5分、2の目盛りを10分と読んでいくことは
5ずつ増えるということ、かけ算への感覚を養います。
さらに、3年生で学習する「時間」という考え方を理解するには、
アナログ時計を意識して読むことが大事になります。
たとえば、45分後の時刻を考える時、
時計盤から読むことに鍛えられている子は、
針の動きを意識して考えることが容易にできます。
抽象的に考える練習になるはずです。

さらに、一言付け加えた。

この「とけい」の学習に配当されている授業時間はわずか2時間です。
この時間だけで時刻を読み取ることができるのか
経験が少ない子には難しいものだと思います。
夏休み、ご家庭や出かけた先でもアナログ時計から
時刻を読む練習を積んでもらいたいと願います。



気になる。
予備テストをしながら、ある子が言った。
「うち、こんな時計なんてないよ。」
その子は2時を読めなかった。


金曜日、クラスを2つに分けた。
時計を読める子にとって、この授業は復習でしかない。
読めない子を相手に授業をするしかないなと思った。

時計の模型を短針だけにして時の読み方を指導し、
同じように長針だけにして分の読み方も教えた。
しかし、両方合わせると辛い。

「2時30分」のように、短針が2と3の間を指していると
何時か分からない。
ましてや「2時50分」となると、短針は3にさしかかっているから、
「3時50分」になってしまう。

あぁ、本当に授業2時間でいいのかな。
この実態なら、もっと4月から少しずつ始めればよかった。
学校の時計はほとんどアナログ。
この子たちは、どのようにして時刻を意識してきたのだろうか。


やはり、ご家庭にアナログ時計を置くことは大事だとワタシは思う。
小さい頃から、自然に針から時刻を読むことになれていた子たちは
平然と3年生で習う「時間」について考えることができる。

今回の指導は、学校だけでは明らかに無理だ。


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コメント
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こんにちは。「おこりんぼ」さんからブログ名を聞いて遊びに来ました。
いつもお世話になっております。
この時計問題、かなり曲者ですよねv-37
ご存知だとは思いますが、我が家は必ず「誰か」がいます。そして我が家はアナログ時計だらけです。
帰りの時間が読めない子ありで時間を教えて初めて「え゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛」となる事多々ありでございます。
2時間とは知らなかった・・・。
うちに来る「誰か」達に時間の読み方を教えてやらねばv-220
by: じぇい  ~J~ * 2007/07/17 12:49 * URL [ 編集] | page top↑
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コメントありがとうございます。
こちらこそ、おこりんぼさんがお世話になってます。

学級便りの効果があってか、
子どもたちは週が明けたら時計が読める
ようになってきました。

いろいろな方の協力によって、
子どもは育つのでしょう。



by: うるとらまる * 2007/07/18 22:23 * URL [ 編集] | page top↑
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時計ひとつがきっかけで、いろいろなことを考える。 学校への期待と家庭の役割。授業時数。習熟度別学習。アナログとデジタル。生活と学習。家庭学習。学級通信。働きかけとコミュニケーション。アンケート。 学校だけでは無理でないか。その2。(いつでも「いっぱいいっ [3tkss]三鷹:教育ウォッチング【2007/07/24 14:08】
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