学校の勉強だけでは無理ではないか。
2007 / 07 / 11 ( Wed )
今日の算数も「いろいろな形」。

今日は昨日の授業の発展。
三角の色板を組み合わせて、自由な形を作っていいことにした。

ただ条件として、色板の枚数を、
4・8・12・16と4の倍数になるように指定した。
また、「できるだけトゲがないような形」が素敵だとも話した。

約20分ぐらい、子どもたちは夢中になって色板を組み合わせる。

ワタシは、子どもたちの活動を見守りながら、
「これは!」という形を探す。
授業の後半で、みんなに作らせる問題にしたいからだ。

そこで、わたしが「これは!」と思ったもの。

070710

三角を8枚使った「ドーナッツ」である(作った本人命名)。


この問題を、残りの子に挑戦させてみた。
悲鳴を挙げる子、何度も組み合わせながら考える子、
そして完成させ喜ぶ子、子どもたちは様々な表情。

完成させた子たちは思わず、

♪オレだけ~。オレだけ~♪

と歌い始める。それだけ嬉しいのに違いない。


結局、授業時間内に出来上がったのは3名。
作り方を公開すると、休み時間にもかかわらず、
作ってみようとする子どもたちが多かった。



この授業をやって思うことがある。
今までのたし算・ひき算の授業では見られなかった状況がおきる。

それは、毎日違うヒーロー・ヒロインが生まれること。

計算問題では、計算が速くできる子たちが目立っていたが、
今の図形の学習では、計算が遅かった子たちもヒーローになれた。
いわば逆転現象が教室で起こっている。


なぜだろうと思った。


これは、ワタシの予想である。
やはり、今までの経験の差ではないかと思う。

今回の場合は、同じ形をした板を組み合わせて遊んできた経験の差。
子どもの遊びにして言い換えるなら、
例えば、積み木で遊んだ経験の差。
トランプの七並べの様に、カードを敷き詰めたことがあるかどうかの差。
このような経験の差ではないだろうか。


実は、この色板を使った学習に費やす授業時間は2時間。
今日は、ワタシとしてはおまけ。
ちょっとでも、経験を積んでもらいたかったからだ。

結論から言うと、経験をあまり積んでいない子にとって
学校の授業だけで補っていくには、あまりにも時間が足りない。

きっと図形に強くなっていくには、たくさんの時間が必要。
経験を積みかさねることで、感覚になっていくのだろう。


来週には、時計の針を見て時刻を読む学習がある。
これも授業時間はたった2時間。

時計の針が読めない子にとって、学校の授業だけで
果たして読めるようになるだろうか。

それはきっと無理だ。


↓ひょっとしたら、これは小学校での「格差」の表れかもしれない。
↓このブログをご覧の保護者の皆さん、いかがでしょうか。
↓どうぞ、小さい子にはたくさん積み木で遊ばせたり、
↓時計の針を自然と読ませてもらいたいと思います。
↓もちろん、強制はだめですけど。

↓というわけで、2学期制の学校ですので、あまり忙しくないですが
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コメント
--はじめまして☆--

ゆうすけと言います。
ブログ拝見させて頂きました。
とても楽しい授業風景が伝わってきました。
集団授業の良い所だけ集めた最高の授業だったのではないでしょうか♪
学校の良さですよね。
集団のなかで競争意識を高める→生徒全員満足☆
そんな教室を提供してくださる先生がいたら学校が楽しみになります。
勝手にお邪魔しちゃいました。
ごめなさい。失礼しました。
by: ゆうすけ * 2007/07/19 13:50 * URL [ 編集] | page top↑
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