これは明らかに私のミスだ。
2006 / 10 / 11 ( Wed )
こんばんは。

愛知県生まれの私としては、今朝はとにかくスポーツ新聞を
買おうと思い出勤しました。ドラゴンズが優勝したからです。
静岡は愛知と隣の県といえど、私の住む東部地区は
思ったほど中日ファンがおりません。学校では私だけです。
ですので、職員室の机の上に新聞(もちろん東チュウ)を
思い切り広げてやりました。
もし52年ぶりの日本一になった場合は、
全スポーツ紙を広げてみせます。

さて本題。

算数では「2けたのわり算」を教えています。
ここでのポイントのひとつは「仮の商」を求めることができるかです。
仮の商とは、例えば、
 46÷23 を、子どもたちが計算する時に、
 40÷20 と、どちらの数もおおよその数に直して、
 答えはだいたい「2」ではないか? 
 と考え、筆算をすすめる計算のしかたです。

数の感覚が豊かで、さらに計算に慣れた子や大人は、
おおよそ正しい商を感覚として
導き出すことができるのですが、
はじめてこの計算を習う子どもたちには、
この「仮の商」を求める考え方は、
けっこう遠回りをさせてしまうものになってしまいます。

例えば、
 63÷19 おおよその数に直す時に、前者は、
 60÷20 として考えます。19は10にするより、20の方が
       近いですから。このほうが効率的です。
   
 しかし、後者の子どもたちは1の位を「0」として考え、
 仮の商を立てようとするので、

 60÷10 になってしまうので、仮商6から筆算をはじめることに       なります。

今日の授業は筆算のときに、
仮商(6)とわられる数(19)をかけた積(6×19=114)が、
わる数(63)を越えてしまう時は、
その仮商は、本当の商ではないので1減らして、仮商を5として、
もう一度わられる数とかけてみようということを教えました。

しかし、この計算の場合は、
仮商6×19=114
  5×19= 95
  4×19= 76
  3×19= 57
 
・・・と仮商を3回も直す必要が生じます。
すらすらと仮商を「3」だと考えることができる子と、
このように3回直して計算する子と、問題を解く時間に
大きな差が生まれるのです。


子どもたちの計算処理能力に差があるのは当然です。
塾等で既に習っている子と、はじめて習う子では確実に差があります。

ですから、私は、授業のまとめで練習問題をさせるときに、
「5分で何問できるか、自分の目標を決めなさい」と言っています。

失敗したのは、この目標がクリアでき、
ノートを私に提出した子から、「休み時間」としたことです。

おおよその子たちがクリアしていきました。
5時間目だったので帰りの準備を始めています。
私も全員終わったと思っていました。
毎日のお約束「五色百人一首」を始め、4・5枚読んだ時、
ようやく気づいたのです。

まだ2人、計算練習に取り組んでいたことを。

これ、私のミスです。

2人とも、先ほど紹介した仮商を直す問題に、
何度もかけ算を繰り返して、懸命に解こうとしていたのです。
計算は遅い子たちです。かけ算の筆算がまだ不十分な子もいました。

その子たちが、計算に戸惑っていたのに、
懸命に解こうとこうとしいたのに、
私は気づかなかった。

しまった。

子ども一人ひとりに目を配っているつもりだったが、
私はただ椅子に座り、その2人に気づくことができなかった。

こんな教師にはなってはいけない。
思わず涙ぐんでしまった。

反省。

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↓ゆとりある教育は、教材研究を十分できるゆとりも保障してほしい。
↓日程のせいにするつもりはありませんが、
↓私自身のゆとりが失われている気がしています。
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追記

その後、私は、その子たちのノートに、思い切り赤ペンで考え方を
書き、夕刻子どもたちの家を訪れました。
それが、私なりの「つぐない」であります。




    



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