どうぞ、お話を聞かせてあげてください。
2006 / 05 / 16 ( Tue )
言葉を話しかけることって、やはり大事だと思うのです。それは、子どもの「耳を育てる」ことにつながります。

円の学習を続けてきて、このことを痛感することがありました。
それは「直径」について、教えていた時です。
「半径3センチの円」と「直径6センチの円」を書いてくださいと指示を出しました。
漢字の意味が分かる子にとっては、「なんだ!これは同じじゃん!」とすぐ気づくことができます。でも、今教えている子どもたちは、少々算数を苦手とする子どもたち。
はじめは、同じ形になることに気づきませんでした。

ennhaonaji


子どもたちの多くは「はん」という言葉が、「半分」を表していることになかなか気がつかなかったようです。直径の半分が、半径ですから。でも、これって、今までの生活の中でどれだけ「半」について意識して聞いているか、聞かされているかということの差もあると思います。子どもたちの多くは、半ズボンをはいているのにね。

そのような子が学習を進めていくといつもそうなのですが、コンパスで円を書くときは楽しそうにしていた子の顔がだんだん曇ってきます。具体的な作業から、抽象的な思考を考えると、その子は急に悲しい顔になります。そうでしょう。言葉が分からなくなってくるのですから。

その子のノートを見ると、「直径」のことを、ひらがなで「ちょっけん」と書いてありました。できるだけゆっくり話をしているように心がけていますが、この子にとっては直径とを直線と混同しているのかもしれません。その子の様子を見て、折り紙で作った円を見せてさわらせながら指導してきたのですが、学習したことが明日、残っているかどうかは不安です。

やはり、私たちは日本人である以上、ものを考える時に日本語を使っているはずです。人の気持ちを想像するときなど、やはり言葉を脳みその中で使っているのだと思います。だからこそ、やはり、子どもの「日本語感覚」を育てていくことが必要になります。
そのためには、親が出来る限り、子どもに話を聞かせることだと思います。
動物が獲物の取り方を教えてもらうように、人間は考える生き物だとしたら、考えるために言葉を使う力を教えていく必要があるのだと思います。
↓今日も仕事をしました。「え、まだ火曜日?」と思わずつぶやいてしまいましたが。
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