根気強さ。
2015 / 10 / 07 ( Wed )
4年生は「四則計算の完成期」だと思っている。
「2けたでわるわり算」の指導をしていると、特にそう思う。

子どもたちにとって難しいのは「仮の商」を使った考え方。
例えば「37÷12」なら、どちらの数字も十の位の数だけで「3÷1」ととらえ、
仮の商を「3」と決め、計算に取り組むというもの。
筆算のアルゴリズムでは、
仮の商3に、わる数12をかけ、
わられる数37から、先ほどの積36を引いて、あまりの数1が出る・・・という流れ。

わる数が2けたになるわり算でも、この「仮の商」を使った計算方法を用いると、
今までにならった「1けたでわるわり算」の筆算方法で解決することができる。

ただ、この方法は、かなり面倒くさくなる場合がある。
例えば「35÷12」の場合、仮の商は「3」だけれど、12×3=36となり、
35より多くなってしまうので、正確な商とは言えない。
そんな場合は、3から1つ下げて、もう一度適切な商かどうか計算し直す必要が生じる。
「35÷19」なら、更にもう1回計算をし直すことになるのだ。

ある程度計算力がある子なら、19の3倍は60近い数になるはずだから、
絶対3なんてことはないと見積もることができる。
でも、計算が苦手な子にとっては、やはりこの「仮の商」の方法が、
自分の力で正確な商を導くための唯一の手立てになる。

でも、ワタシとしては、この「遠回り」が、子どもたちの根気強さを養うと思っている。
上手くいかない やり直す さらに上手くいかない やり直す
そして正しい商が求められた時、子どもたちはとてもすっきりとした顔を見せる。

いつかは素早く「見積もる」力がつくだろう。
でも、それはこのような計算の積み重ねの結果、身につく力だ。

だから、ノートに繰り返し計算をする子どもたちの姿を、
ワタシは応援しているのだ。


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詰め込み教育さながら、理屈よりも
ひたすらに計算問題を

解くべし
解くべし
解くべし

後から見えてくること
ありますから。

by: 由美 * 2015/10/07 11:49 * URL [ 編集] | page top↑
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