これはラッキーじゃないよね。
2014 / 11 / 22 ( Sat )
教員人生19年目にして、初めての修学旅行に行ってきました
それも学年主任として行くとは思っておらず、初めから終わりの各場面で
自分が子ども達の前で話をするとは・・・。この事実を知らないのは子どもたちだけ。
修学旅行の感想を書くと、やはり責任者としては大変だったことがひとつ目。
そして、子ども達に助けられたことがふたつ目。あと、とてもラッキーだったこと。

大規模校なので、引率する教職員は9人。5クラスの子どもたちを率いての「大船団」。
東京の班別行動では、約半日、上野から浅草までの移動をさせた。

ワタシの仕事は、上野で「スタート」を見届けた後、
少々科学技術館で子どもたちの様子を見たら、
上野駅のガード下へ移動した。いわゆる「フタ」の役目。
予定より早く子どもたちが浅草に移動しないように、「万が一」への対応だ。

日陰のガード下。托鉢僧とともに、ひとり立ち尽くす。
さすがに寒くなり、コンビニで温かな飲み物を買う。
チェックポイント役の若手にバトンタッチをし、一足先に浅草・雷門前へ。

外国人と、人力車の車夫の声が響く雷門。
その前に、ひとり立ち、すべての子どもが雷門を通り過ぎたかどうかのチェックをした。
全員が来たことを見届けたら、仲見世。
たくさんの修学旅行生がいたが、目印として紫色のバンダナを子どものカバンに付けておくように
していたので、かなりの子を発見することができた。

そんなことをしているとお昼も満足に食べることができなかった。
最後のチェックポイントに行く時間。
集合時刻30分前には浅草寺五重塔前で待ち始めた。

初めての修学旅行。子ども達と共に満足に楽しむことはなかなかできなかった。
子どもたちの安全を見届けることが責任者の仕事だから文句はない。
ただ、もっと若い時に6年生の担任がしたかったなぁと思った。


でも、この修学旅行は子どもたちの動きが良かった。
集合時刻を子ども達がしっかり守って活動したこと。
上野駅に向かう時、とあるグループが不忍池方面に出てしまう小トラブルはあったものの、
「大きな遅れはなく」ではなく、「小さな遅れがひとつだけ」あった旅行にすることができた。

2日目の朝、ホテルから出る時に、またこれも学年主任として駐車場に行き、
子どもたちが乗車するのを待つ。
そこで同じホテルに泊まっていた他の小学校の先生が大きな声を上げて、
「10分遅れだよ。早く来なさい」
「20分も遅れているよ!」 と叫んでいた。

確かに、子どもたちにとって朝7時30分に「ごちそうさま」をして、8時に出発なんて大変だろう。
でも、うちの学校はそれができた。朝起きてから、子ども達に「朝飯前の準備」と声を教員みんなで声をかけていた。
「時間とルールを守ることができると、修学旅行はより楽しくなる」
出発式に子どもたちに声をかけたことを、子どもたちは実際に成し遂げた。
本当に、子どもたちがよくがんばったから、成功したんだと強く思う。

そんな子どもたちだからこそ、天も味方したのだと思う。
この子達は、いわゆる「雨学年」。昨年度のキャンプは2日とも「大雨警報」を持続させた強者達だ。
もちろん、木曜日の午後は雨が降った。
でも、ハコモノの施設を見学することが多かったので、子どもたちは一度も傘をささずに過ごすことができた。
そして金曜日は晴れ。
これはラッキーだけじゃないよね・・・と今でも思っている。


教師としていい経験をした。
帰りのバスで思ったこと。

ここまで修学旅行についての仕事がとても忙しかった。
学年部の飛車角にあたる人たちが、地区の研究授業公開の仕事を抱えていたため、
あまり仕事を任せることができなかったこともある。
毎日ほぼ12時間労働。まだ交通事故のリハビリとして整体に通ってはいるが、ほとんどキャンセルしてしまった。

でも、この苦労はよかったと思う。
自分なりに満足しているからだ。

この仕事は、教師としての「責任」とか「義務」とかで、行っているのではない。
お金を稼ぐための仕事でもなく(ま、お金は多い方がいいのですけれど!!)
家族を養うがための仕事でもない。

ただ、子どもたちが喜ぶことが嬉しいから、働いてきたんだと思う。

これ授業でも同じだ。
ワタシは、いつまでも、こんな思いで仕事をしたいと改めて思った。


ワタシのそばでベストな予定を組んで下さり、
雨で撮れなかった集合写真を「浅草で撮りましょう」と
進言してくださった添乗員さん。
子どもたちのいい表情をたくさん撮影していただいたカメラマンさん。
子どもたちのノリに優しく対応してくださったバスガイドさん。

とても感謝しております。


では。
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by: * 2014/11/23 18:55 * [ 編集] | page top↑
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by: * 2014/12/01 23:32 * [ 編集] | page top↑
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