チーム力だと思う。
2012 / 09 / 29 ( Sat )
相変わらず忙しい毎日。でも、充実感はある。

昨年度学年を組んだ体育会系ママさんが、今週末から産休に入る。
ワタシのクラスにいる彼女の受け持ちだった子どもたちが、
彼女のためにプレゼントをしたいと提案してきた。
それは「手紙」&「折り紙」。

ワタシがアドバイスしたことは、以下の2つ。
・手紙がそれぞれバラバラだと、かえって迷惑かけてしまうから、1冊のクリアファイルにまとめること
・昨年度のクラス全員に声をかけ、1人残らず手紙を書いてもらうこと

何か行動を起こす時、女の子たちの動きは、明らかに男の子たちを上回る。
提案があってから、約1週間。彼女たちは100円ショップに自ら行って、ファイルを選び、
分担を決めて手紙を回収し、ファイルに装飾(デコっての?)を加えていた。
女の子らしいのは「これじゃ、○○先生に思い伝わらないじゃないの」と、
男の子が書いた手紙の内容を見て、書き直しを迫りに行ったこと。
これも「女子力」だと思う。やはり、小学生でも「女性上位」の社会は出来上がっている。

それでも、子どもたちの思いは伝わった。
元クラスの子全員で、教室に行き、プレゼントを渡した。
結構気が強い先生なんだけど、彼女、実は「泣き虫」。
久しぶりに「同窓会」にやはり、泣き出した。


そんな彼女への「プレゼント」はもうひとつあった。
週末の学年合唱発表会。
産休に入る彼女への贈り物として、子どもたちは一生懸命に歌った。
大規模校であることの弱点は機動性や柔軟性に欠くところ。
でも、よさもある。
百人を越える子どもの声がきれいに重なると、思わずゾクッとくる。
彼女に見せたかったのは、子どもたちの成長だ。
体育館の隅、やはり涙を流していた。


忙しいけれど、ワタシたちの学校には「チーム力」があるって思う。
それぞれの学年が、それぞれの個性を発揮し合いながら、学年を維持している。

昨年度は、「戦線離脱」や「崩壊」などかなりのドタバタ劇があり、
ワタシとしては彼女に十分なサポートができなかった。
それどころか、本来彼女がしなくてもよい仕事を増やしてしまった。
もちろん、彼女が作った指導案を、主任に変わって、真っ赤に添削したことはあるけれど、
普段の「心遣い」が足りなかった。だから、未だに彼女に悪かったと思っている。




今年度は、学年№2という立場も「明確」になったので、昨年度の反省を意識している。
主任様もある程度、ワタシに任せてくださるので、ありがたい。
今回の合唱発表に向けても、全体の指導の場を任せてくださったり、
子どもたちの仕上がりを2人で相談したり、アイデアを受け入れてくださり充実していた。
若手の教員も、よく動く。
子どもたちの活動の場を任せたら、台本作りや指導に熱心に取り組んでくれる若手がいて、
「自分から」タイプではないのだけれど、指示をよく聞き、子どもの表情によく気づく若手もいて、
とにかく新採は「働くしかない」と道具の準備を「率先して」行ってくれた。

3人の若手がマジメに働く姿を、ワタシなりに声をかけて、そんな姿を主任様は見守り、
なんとなく、ここまでやってこれた・・・と思った。

また9月は教育実習生もいて、実習生の活動をサポート(というか話し相手)をして、
やはり、いつも以上に忙しかった。



金曜日の夕刻は、教育実習の打ち上げ。
相談室で、実習生を囲み、ささやかなお茶会をした。
「忙しそうですけど、教師を目指します」という実習生。

ワタシ自身は、教育実習をした時は、「教員にはならない」と公言していた。
だから、記念として研究授業を、実習生代表として行ったこともある。

「もし、生まれ変わるとしたら、教師とは違う仕事を選んでいますか・・・?」という禁断の質問が若手から。
思わず手を上げたのは主任とワタシだけ。

きっと、10年後はこんな熱意のある若者たちが、教育界を引っ張っていくのだろうと思った。
(さすがに、ワタシは光の当たらない方へいきますけど)




改めて教員は忙しい。そして薄給。2年前からお給料は増えていない。
月末、ネットで銀行の残高を確認したら、なんとまぁ子どものお小遣い位しか残っていない。
さすがに、その額を見た時は凹んだ。こんなに働いて、余裕が無いなんて。

お金に余裕がないと、精神的な余裕も失うんだと痛感することばかりだ。

でも、うちの家庭もそうだけれど、この「チーム」で仕事を行うことは楽しい。
外はすっかり暗くなった職員室で「若造」が宣言した。
同じ学年を組む体育会系ママさんの代理の方が、
自分より若いことを知り「僕は独り立ちします!」と宣言したのだ。

そうじゃないって。
ひとりですべて抱えたって苦しくなるだけだって。
ただ「立場が人を作る」ってことは確か。
ちょっとだけ、主任に迷惑かけないように意識すればいいって思った。
それが、君の学年の「チーム力」になる。


来週も忙しいのは必至なんだけど、ま、なんとかやっていけるのではないか…とワタシなりに思っている。



では。


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