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万が一、たとえ一億分の一でも。
2012 / 07 / 21 ( Sat )
世間の学校は、夏休みに入るはずのこの週末。
でも、うちの学校は来週も授業。暑いのに授業。

今日は「着衣泳」を行った。
水着の上に、長袖長ズボンを履いて、プールの中に子どもたちを入れる。

普段にはない服の重さ。
子どもたちは、はしゃぐ。水遊びの延長なのかもしれない。

でも、これは命を守る為の授業。
万が一、水に落ちた場合の対応を学んでいく。

ずいぶん前、着衣泳という言葉が出だした頃、体験した子どもたちが言った。
「先生、僕、海に行かないから良いです。」
泳ぐことが出来ない子だった。

その当時は、その子の言う事ももっともかなと思っていた。
でも、集中豪雨、津波。いつ水に流されるか、予想できない。
神様って方がいるとして、キミの人生に「未来」があるってことを、
必ず約束してくれているだけではないでしょう。


授業で体験してもらったのは、泳ぐことではない。
とにかく「浮く」こと。
力を入れず、長い時間浮くことで、救助を待つこと。
あわてても、おぼれるだけで、時にパニックに陥り、
救助しようとした方まで巻き込んでしまうことも少なくない。
だから、落ち着いて待つために「浮く」体験をさせた。


年を食ってきたのか、プールの授業では「速く泳ぐ」ことを教えるより、
「遅くても長く泳ぐ」ことを教えるようになってきてしまった。
クロールも平泳ぎも、息継ぎをするときに、無理に力を要れずに、なるべくシンプルになるように。
「ゆっくりでいいから、25メートル泳ぐことを目標にすればいい」と声をかける。

間違っているのかもしれないのだけれど、
小学校での水泳は、速く泳ぐのではなく、生きることを教えているのだと思う。



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テーマ:教師のお仕事 - ジャンル:学校・教育

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