報道ステーションを見て。
2011 / 01 / 20 ( Thu )
今日もクタクタ。
やっと、夕刊のテレビ欄を見る。

報道ステーションが教育の特集をする。
よい話題でも悪いものでも、「教育界」が話題になるのはいいことだと思う。
江口洋介のドラマも、興味深く見てみたい。

さて、今日の特集は「初任者研修」。

新人の女性教員が持ち帰り仕事をしたり、「子ども」と向かい合う以外の仕事の多さに悩むものの、
先輩や同僚教員の「何でもいえる場」を得ることで、ちょっと元気になってきた・・・という内容でした。


はっきり言うと、今の初任研は厳しいですね。
うちの学校にも新人がいるのですが、あまりにも「研修」の仕事が多いです。
「指導案」は週に1枚は確実に作り、
週2時間の講義、それぞれの講義にレポート。
また「先輩教員の授業」を週1で見る。
その日の放課後は、その授業の話し合い。そしてレポート。

もちろん、自分の受け持ちのクラスのことも、ワタシと同じだけ仕事がある。
違うのは公務分掌の軽重だけではないでしょうか。
(小規模の学校は、分母が少ないので、更にしんどいのでしょう)


思うんです。
実は、いい教員を育てるための研修といいながらも、
ただ厚いレポート集を作るだけの研修になってはいないかと。これは本音。

昔、ワタシがこの研修を受けていた頃のことですが、
年度末に、事務所に新人教員が集まって、
それぞれの学校で行った研修のレポートを事務所に提出する時がありました。

そん時の指導主事さんがおっしゃったのは、
「ファイルが厚ければ厚いほど、いい研修を積んできた」
ということ。今も変だなぁと思う。


きっと、学校の外に向けたアピール、いや防衛策?
税金をかけて、どれほど研修を積ませたか・・・という証明のために、
わざわざ厚い資料を作らせているのではないかとも、思ってしまう。


ワタシの新人教員時代は、恥ずかしいぐらい仕事ができませんでした。
クラスは荒れ放題。学年部、学校全体に迷惑かけまくりでした。

ただ、多くの先生が助けてくれたことは、今のワタシの「血や肉」になっています。

「表現活動の授業の仕方が分からない?
 じゃ、うちの授業を見に来ればいい。
 でも、子どもの一人として、参加してごらん。」 
 と、教えてくれた先生。

「教室で一人で考えても仕方がない。
 職員室で叫べばいい。
 そしたら、誰かが助けてくれるから。」

「授業に自信がない?
 アホかお前は。
 一年目の教員が、自信なんか、もてるわけないじゃないか。
 当たり前のことだよ。」

「ま、子どもたちと遊べ。
 どうせ、何にもできないのだから、
 とにかく、子どもと遊ぶことだよ。」

「今から高尚なことを教えてやるから、ま、校長室来いや。
 あ、国語辞典持参な。」

「授業研究終わったら、ま、飲みにいくか。
 あ、一番きれいなお姉ちゃんいるところ、な。」

「あなたのミスは、主任のミス。
 旦那に『ワタシ、仕事辞めるかもしれない。』と話しておいたから。
 さ、一緒に謝りに行きましょう。」


ワタシは、こんな言葉をかけられて育てられました。
レポートには、けっして書くことができない言葉ですが、
ワタシを今でも支えてくれるぐらい大事で、うれしい言葉であります。



今は、公務員に厳しい世の中だから・・・とは思います。
でも、みんなで首を絞めあう世の中、守りを固めるだけの仕事は、辞めませんか。

もっと気楽でいいではないですか。
もっと大事なことが、あるのではないですか。

みんなが善意をもって、みんなで幸せになるために、
多少のミスはあれども、ちょっとぐらい笑って許していくことの方が、
教員を育てていくとワタシは思います。


あ、ダラダラと書いてしまいました。
これは、あくまで一教員としての思いです。


では。寝ますね。



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テーマ:教師のお仕事 - ジャンル:学校・教育

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コメント
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今、次男の担任の先生は新任の方です。
よく研修があるんだなと思っていたのですが、やはり負担なんですね。
レポートの厚さを競うのは変ですね。
そんな分厚いレポートを誰が見るのでしょう・・・
by: たぬき * 2011/01/20 16:13 * URL [ 編集] | page top↑
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うるとらまるさん、貴方の主張に賛成します。
研修に関しても文科省からの提案ではなく、教育現場からの多くの提案がなければいけませんよね。
兎に角、多忙を極める毎日ですので、くれぐれもご自愛下さい。
by: appochan * 2011/01/21 06:12 * URL [ 編集] | page top↑
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