周りが見られるようになったこと。
2010 / 12 / 09 ( Thu )
恥ずかしながら、教員14年目にして分かってきたことがある。


子どもは、一人ひとり違うのだから、個に対応していくことの大事さ。
「個に対応する」ためには、それぞれの特性をよく知り、つかみ、
それぞれにあった目標を設定できるように助言をし、
その目標を達成できるように、それぞれに合った手立てを講じること。
そして、その成長を見届けること。


静岡県体力アップコンテストというのがある。
毎度のことながら、この時期になると「大縄8の字跳び」に先生も子どもたちも夢中になる。
(もちろん、学校によって差があることも事実・・・)

今までは、自分が縄を回すことに意識が向いていた。
そして、子どもたちに声をかけていた。


いい手立てはそれだけではない。

縄を子どもに任せ、横から、正面から、子どもたちを見る。
子どもの跳び方もそれぞれ独特だということが分かる。

足の運び方、ジャンプが片足か両足か、跳びタイミングはいつか、
回し手2人を直線で結ぶとどの辺りで跳んでいるのか、
姿勢はどうか、視点はどこに向いているのか、動き始めるのはいつか

デジカメを動画モードにし、子どもたちの様子を紙に写し取る。
そして、一人ひとりに声をかける。
「君は、真ん中でジャンプすれば、もっとできる」
「入るときは、3人前から『いっ・せぃ・のー・でー』ってつぶやいて入る」
などなど。さすがに40人の子どもがいるので、すべての子に対応できるだけではないが、
「できない子ができるようになる」だけの見方から、
「跳ぶときに手を上にあげてしまっていた子が、正面に向かって胸を張って跳べるようになった」
と、その子なりの伸びを見届ける見方ができるようになった。



なんとなく、自分は、この仕事しかできないなと思うようになった。




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テーマ:教師のお仕事 - ジャンル:学校・教育

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コメント
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出来ない子が、出来るようになると、その子も自信がつきますし、周りの子供達も変わりますね!
動画でチェック。
なんて大変な作業でしょう!
これからも、子供達の為に頑張って下さい。
by: たぬき * 2010/12/10 10:28 * URL [ 編集] | page top↑
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素晴しい実践ですね!
動画を見せて本人の気づきと適切な助言が大切なのでしょうね。
「できた」「できない」「沢山」という視点の他に、努力する姿やミスした時の態度等も視点の一つにしてみても個の理解に役立ちますよね!
いずれにしても、うるとらまるさんの指導姿勢に頭が下がります。ご苦労さん!
by: appochan * 2010/12/11 05:58 * URL [ 編集] | page top↑
--毎度ありがとうございます。--

実践というか、ただそう思っただけの「思いつき」です。
動画を見せるにしても、「恥ずかしいビデオ」と言いながら見せたりして。

ただ、「できる」「できない」だけで、子どもを評価したくないとワタシは思っています。

こんなことをすると忙しくてクビを絞めることなんですけど、
一応名簿にそれぞれの表れをメモして、次の指導につなげています。

では。

by: うるとらまる * 2010/12/17 05:56 * URL [ 編集] | page top↑
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