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創造的な破壊者達に。
2010 / 11 / 14 ( Sun )
和歌山出張編の続き。


結論から言うと、子どもたちが面白かったです。
面白さを言い換えると、子どもたち同士が当たり前のように「係わりあう」ことができていました。
これは、関西の土壌なんでしょうね。
ボケとツッコミのような、相手の話を聞きながら、頭で言葉を考え、お互いに話し合うという雰囲気。
御堂筋線は相変わらず、おしゃべりでいっぱいでしたし。


3年生の総合学習の時間。
自分たちが育てた大豆を使ったクッキーを、近くの高校で行われるバザーで売ることになりました。

「もっと、お客さんに喜んでもらえるお店にするには?」
子どもたちは、自分たちで考えたアイデアをクラスの友達に発表します。

「試食して、アンケートを取ったらええと思う」というアイデア
子どもたちが作成したアンケートを画面に映し出して、説明を加えている。
さながらプレゼンテーションのよう。
21111303

反応も手厳しい。
・えー、バザーはめちゃたくさん人が来るやん。アンケート取れやんで。
・アンケートに、波線は書きずらいちゃう?
・このキャラ、関係ないやん。何で書いたん?
・読みにくい。

こんな厳しいツッコミに対して、提案者は答えます。
「いや、思いつきで。」
「キャラは、一応書いておこ~かな、と思って」

子どもらしい、嘘のない言葉。

司会の店長さんが、「じゃ、来週までに、言われたことをがんばってください。」と言って閉める。


本音のやり取りがとても面白い。


「私たちは、歌を作りました。」と言って、カセットテープを流そうと提案する子に対して、
・意味ないんちゃう?
・かえってうるさいかもね。
という意見がとぶが、提案した子も負けない。

・あのね、近くのスーパーで聞いたんよ、スーパーで歌を流すと売り上げが上がるって言ってたで。
 だから、私たちも流すんよ。

子どもたちなりの「理論武装」もしているところが面白い。


試食コーナーを作ろうと提案する子の意見をメモした。

 わたしは試食してもらったらいいと思う。
 昨日ね、スーパーにあるパン屋さんにいったんよ。
 「試食を置いたら、売り上げ上がりますか?」と聞いたら、
 「上がる」って言ってたし、工夫は「小さくきれいに切る」とも言ってたん。
 理由も聞いたら、「どんな味が分かるから、お客さんに食べてもらいたい」って、
 それで置いてるんやて。
 だから、クッキーを売るときも、試食を置いたほうがええと思います。

3年生にしては、とても長い意見。
きっと、話し合いの経験をたくさん積んできたんだろうなと思う。



確かに、足を引っ張るような、あら探しの意見も多かったのだが、
ホンネで言われることで、子どもたちは、本番に向けて改良しようとするのではないのかなと思った。
「失敗」をすることで、分かることも多いからですし。


なんだか、こんな子どもたちのやりとりを見ていて、思わず笑いそうになった。
そして、こんなにぎやかなクラスをまとめている先生が、とてもうらやましくなった。


総合や生活科の成否は、教員のパワーによるところが大きい。
ここの担任の先生は、きっと、この子どもたちの気持ちを束ねるパワーがあるのだろう。

高校のバザーで、同じ地区とはいえ、小学生の店を出してもらえるように交渉したり、
O157以降、「食べ物」を扱う総合って、なかなか見なくなっているのにもかかわらず、
何度も食べ物作りに挑戦したり・・・これは、とてもうらやましい雰囲気だ。


教員1年目の校長先生が、「教育は【創造的な破壊活動】でもある」といわれていた。
新しいことをする時、壁にぶち当たることが多い。でも、新たな活動を見出していくことは、
子どもにとって楽しい学習が生まれていくことでもある。

いつの間にか、ワタシも、自由に活動を展開していくことよりも、
失敗しない総合学習を目指してきてしまってはいなかっただろうか。
・・・かなり、頭をゴツンと叩かれたように、ワタシは自分自身の活動を振り返った。


日曜日、この先生のクラスはクッキー作りに一日かけて取り組むそうだ。
このパワー、どこかうらやましい。
関西はとても自由なのかもしれない。


でも、やはりうらやましい。
ワタシも、創造的な破壊者を目指してみたいと思う。


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コメント
--2011年度 小学校の英語授業が本格スタートします!!--

突然の書き込み、失礼します。

来年度、先生方は経験のない英語の授業を行わなければなりません。
日本全国43万人の先生方がどのように授業を行うのか
"学ぶための教材"がまったく不足しているのが現状です。

そこで、小学生の先生方の強い味方が登場いたします!

詳しくはこちらへ
http://shougakusei-eigo.seesaa.net/

失礼いたしました。
by: とある英語教師 * 2010/11/19 04:39 * URL [ 編集] | page top↑
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