極楽浄土まで、あと何里?
2010 / 08 / 17 ( Tue )
夏休みの帰省は勇気が要ります。
一番の理由は、実家の地域の暑さ。
どうして、名古屋近辺の夏はあんなに湿気が多いのでしょう。
ましてや、東名高速道路が渋滞しますし。

でも、今年は祖父の「新盆」ということもあり、覚悟を決めて帰省をしました。
うちの実家は、ここ半世紀近く、葬式をあげたことがないおめでたい家で、
ワタシは葬祭関係について、あまり、いやちっとも知識がありません。
ですから、「新盆」について、ちょこっとでも垣間見ようと思ったことが今回の帰省の目的でありました。


午前中に、実家の菩提寺に家族総出で行きました。
お施餓鬼をして、卒塔婆をいただいて(意味が分からず言葉を書き込んでいる状態)。
これで終わり・・・と思って喪服を脱いだら、まだやることがあったのですね。

3時近くに送り火を炊く準備をすると言って、「村のはずれ」まで手伝いに行かされました。
ワタシが持たされたのは石。
石を立て、香花を飾り、石に祖父の戒名を書いたものを水で貼り、
煩悩の数と同じ108の薪をその周りに並べます。

薪に火を付けるのは5時。
一休みした後、喪服に着替えるように指示され、「村のはずれ」へ。

すると同じ「村」の方が集まってから、薪に火を付け、お線香をあげてもらいました。
その後、「村」の方々に実家で「おねんぶつ」を唱えてもらったのです。

「おねんぶつ」って、国語のあまりにも有名な教材「ごんぎつね」に出てくることで言葉だけは知っていましたが、
実際に「なんまいだ~」と実家で唱える姿を見たのは、初めてでありました。


村の方々が去った後、卒塔婆をもって、いわゆるお墓参り。
日は暮れかかっていました。あまりにも熱かった(この漢字の方が適当な気がする)一日はこれでおしまい。



でも、今、書き込みながら振り返ってみると、地域によって差はあるものでしょうけど、
「儀式」ってものはかなり大変なものだと思います。
提灯を用意したり、お寺や地域の方、親戚の方々と段取りを組んだりする両親や兄はそりゃ忙しかったことでしょう。
ワタシは三男坊なので、かなり自由に生きさせてもらっているなぁと改めて感じました。

正直言って「目がテン」状態。
「これって何?」と儀式のたんびに思ったわけであります。
祖父の魂が、仏様になるまで、あと何年かかるか、あと何里あるのか分かりませんが、
その過程を理解することって、とても大変なことだろうなぁと思いました。



実家のみなさま、誠にご苦労様でありました。







スポンサーサイト

テーマ:教師の休日 - ジャンル:学校・教育

06 : 02 : 26 | 雑感 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<リブート。 | ホーム | 久しぶりに体の中に入れてみたら。>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://ultramarutti.blog26.fc2.com/tb.php/1125-8897735f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |