「分からないこと」は、宝の地図ではないか。
2010 / 02 / 16 ( Tue )
自分で言うのもなんだけど、頭のいい教師ではないと思う。

先日、家族で磁石のことについて話していたら、おこりんぼさんに、
「で、アンタ、磁石ってどうやって作るのか分かる?」と言われ、しばし沈黙。

「磁石って石を削って作っている・・・なんておもっていないでしょうね?」
と言われ、あわてて調べるワタシ。
知らないことだらけなのだ。


今日の算数は「箱の形」。
子どもたちは、金曜日に画用紙から作った箱と既製品の箱と比べる。

すきまが多い。
長さがちがう。
たわんでしまっている。

子どもらの声が、これからの学習のめあてとなる。
「できるだけ、きれいな箱を作るために!」
箱の形について学習を始めた。

でもまずは言葉。「面」「頂点」についての学習。
面は6つあることは、子どもたちはサイコロと同じものと理解することができたが、
頂点の数でつまづいた子がいた。

頂点と辺を混合しているのか12こと答えたり、
立体の概念がまだはっきりしていないのか16こと答えたりした。

当然8こだと分かりきっている子もいる。
でも、今日の目標として、あえてゆっくりと指導した。

直方体の積み木の頂点にシールを貼る。
とまどっていた子どもたちに、そのシールを剥がさせた。

すべて剥がすと、シールの数は8つ。
だから、箱の形の頂点は全部で8つなんだと。


立体の概念を形成するには、まだまだ時間がかかると思う。
だから、本当に理解することができたか、確信はない。

ただ、子どもたちが「分からない」といえることはとても大事にしたいから、今日はこの戸惑っている子を褒めた。

先に消防署に社会科見学の打ち合わせに行った時、署員さんがこういった。
「先生ね、今の子どもたちは、いろんなこと知っているよね。」
インターネットや本、子どもたちにとって調べるものはたくさんある。
それも正しい。
だけど、それはほんの一部。
見学を通して、「分からない」ことが素直に言える子であってほしい。

「なんでも分かっちゃった」と言う子が確かに多くなってきている。
その姿勢のまま学習に臨むのはいいのだろうか。

世の中分からないことがいっぱい。
だからこそ、学ぶことが面白いんですけどね。


では、今日も仕事です。

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