バットを持ち続ける覚悟。
2015 / 10 / 28 ( Wed )
本当に、新学習指導要領が施行されて以降、忙しさが増している。
子どもたちを4時に返すと、すぐに打ち合わせ。
気が付くと、退勤時刻の4時30分。
そこまでは確実に、日々の生活に拘束されている。

何度も言うんだけれど、教師の仕事は「授業」だと思う。
子どものいじめ件数が増加! とニュースで煽るのなら、
まず、面白い授業をするための準備間をもっと増やしてほしい。
だって、まともに学習に臨み、活動を皆で楽しむことができる学級は、
やはり生徒指導だって上手くいく。それは私の思い込み?

来月は研究授業発表会だ。うちの学年も授業を発表する。
授業をするのは、「若造」君。縁あって、今年度は私の下で働いてもらっている。
指導案作りもだいぶ進んで、授業の形がだいぶ見えてきている段階である。


先々週から、彼の指導案を見て、気になるところは朱書きしたり、
指導要領を見ながら授業で行う活動が、教科の目標にあっているかなどチェックを続けている。
彼も真面目な男で、ほぼ毎日指導案の下書きを出してくれる。
主任としては、笑顔で応え、その下書きにダメ出しを加える。
彼曰く「千本ノック」。
ということは、ワタシはバットを振り続けてやる必要がある。大変なことだ。

指導案にたくさんダメ出しをされて、ワタシも育てられた。
また、学年主任として、学年の皆でアイデアを出し合い、研究授業に臨む以上、
あくまでも「成功」させてあげたいと思う。
それが主任としてのプライドだ。
いかに普段、いい加減に見られようとも、やはり教師は授業力で勝負すべきだ。

もちろん、どんなに頑張っても、ワタシたちの給料は増えない。
人によっては、「骨折り損の草臥れ儲け」という見方もできる。

ただ、いい授業をできるって力は、きっと若造君だけでなく、共に考えあった先生方のレベルを上げる。
それは、子どもたちに確実に還元できる。


と書きながらも、忙しいなぁ。
今日も朝4時に起きて、仕事を始める。
いろいろあって、公私ともにかなり忙しい。
自分の時間を切り詰めて、自分にできる限りのことをしている。

だからさ、できるだけ授業のことだけを考えるようにしない?
でないと、いつかこの国の公教育は崩壊しまっせ。


では。
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04 : 16 : 21 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
「がんばれ」しか言わないからだ。
2015 / 10 / 20 ( Tue )
連休の宿題は「通信表を見て」という厳しい作文。

子どもたちは大方、「Aが○○個だったから、後期は増やしたい」というような文を書いてきた。
そんな子たちに、厳しく赤ペンで問いかける。
「どこの成績をあげたいのですか?」
「あなたがAにしたいのは、意欲ですか? 書く事ですか? 読むことですか?
 それとも漢字ですか?」
「がんばるっていうけれど、何を どのように がんばるのですか

などなど厳しく書き込む。
がんばるって曖昧な表現。
具体的に、どんな力をあげたくて、どのようにするのか示していくことが大事だとワタシは思う。


そんな中、リレー大会が行われる。
「勝ちたい!」というキモチだけはある子どもたち。 

だから、何をするの?
いつもの問いかけをする。

もちろん、早くなるために、どうすればいいのか ネタはごっそりと用意しておりますけれど。
23 : 29 : 51 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
やりたいことをやっているだけ。
2015 / 10 / 12 ( Mon )
三連休の前日は、前期の終業式。
子どもたちに通知表を渡す。
この成績はヤバイと泣き出す子ども達。
かわいそうだと思いながらも、ここは心を鬼にする。
あくまでも絶対評価。やはり到達目標に達していない子にB評価はつけられない。

もちろん、子どもたち自身の評価なんてするつもりはない。
あくまでも「課題」だけでなく、担任としてこれからの「手立て」や「可能性」を示したつもりだ。
学校の成績で人生が決まるわけではない。

世の中を見てみると、一生懸命勉強をがんばった大人の方が心病んでいて、
なんとなくがんばった方が楽しく人生を過ごしているのではないか―と最近ワタシは思う。

この連休も、結構仕事をした。いきなり委員会訪問の指導案〆切だし、教員は満足に休めない。
そして最終日、家族から暇をもらって、校区の気になる場所まで出かけた。

そこは湧水の出る場所。
実はネットにて発見したうちの学校が管理しているはずの「自然園」を見つけた。
赴任して半年、全く知らなかったのは、それがほぼ誰も知らない場所だからだ。
確かに看板にはうちの学校の名前。でも20数年前のものだ。
この間に、新東名高速道路の工事も行われたこともあり、
いつの間にか忘れ去れていた場所なのかもしれない。

ぼうぼうの草の中に、確かに水が湧き出ている。
そして川の起点となり、学区の水田を潤していた。

社会科で「箱根用水」について学習をする。
毎年、芦ノ湖に出かけ、子どもたちに直接見せる機会があるのだが、
今年は「火山」の影響で行けなくなった。
(そこまで影響はあるのか? と思うのだけれど、深くは考えないことにする)
そんな状況の中、例年とは違った指導計画を作る。
そのために、新たな学区の中で「郷土を開く」ために造られた施設を探していたのだ。

こんな休みは楽しい。
ワタシは、自分の好きなことを仕事にしているのだと思う。
ちょっとした「ブラタモリ」だ。
何気ない道にひみつがあり、知識を得ることで何気ない風景が意味のあるものに変わる。


スティーブ・ジョブズの言葉ではないけれど、
ワタシは自分が本当に好きな物事を続けられている。


17 : 41 : 54 | 雑感 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
根気強さ。
2015 / 10 / 07 ( Wed )
4年生は「四則計算の完成期」だと思っている。
「2けたでわるわり算」の指導をしていると、特にそう思う。

子どもたちにとって難しいのは「仮の商」を使った考え方。
例えば「37÷12」なら、どちらの数字も十の位の数だけで「3÷1」ととらえ、
仮の商を「3」と決め、計算に取り組むというもの。
筆算のアルゴリズムでは、
仮の商3に、わる数12をかけ、
わられる数37から、先ほどの積36を引いて、あまりの数1が出る・・・という流れ。

わる数が2けたになるわり算でも、この「仮の商」を使った計算方法を用いると、
今までにならった「1けたでわるわり算」の筆算方法で解決することができる。

ただ、この方法は、かなり面倒くさくなる場合がある。
例えば「35÷12」の場合、仮の商は「3」だけれど、12×3=36となり、
35より多くなってしまうので、正確な商とは言えない。
そんな場合は、3から1つ下げて、もう一度適切な商かどうか計算し直す必要が生じる。
「35÷19」なら、更にもう1回計算をし直すことになるのだ。

ある程度計算力がある子なら、19の3倍は60近い数になるはずだから、
絶対3なんてことはないと見積もることができる。
でも、計算が苦手な子にとっては、やはりこの「仮の商」の方法が、
自分の力で正確な商を導くための唯一の手立てになる。

でも、ワタシとしては、この「遠回り」が、子どもたちの根気強さを養うと思っている。
上手くいかない やり直す さらに上手くいかない やり直す
そして正しい商が求められた時、子どもたちはとてもすっきりとした顔を見せる。

いつかは素早く「見積もる」力がつくだろう。
でも、それはこのような計算の積み重ねの結果、身につく力だ。

だから、ノートに繰り返し計算をする子どもたちの姿を、
ワタシは応援しているのだ。


05 : 16 : 31 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
「スター」の力を目の当たりにする。
2015 / 10 / 04 ( Sun )
土曜日の午後は、地元のサッカーチーム「アスルクラロ沼津」の観戦に出かけた。
ホームグランドの「愛鷹」までは、原チャリで20分もあれば行ける。

静岡県の仕事を選んだ目的のひとつは「サッカー観戦が常にできる」ことだった。
しかし、東部には全国を目指すチームがなかった。
(10年ほど前、ジャトコというチームがあったんだけれど廃部により消滅)
今シーズンはJ2に落ちそうである清水エスパルスもあるのだけれど、
静岡県は横に長いので、気楽に観戦できるというほどではなかったんだ。

だから、一昨年から地元チームの応援を始めて、今に至る。
カテゴリーは、アマチュアリーグの最高峰「ジャパンフットボールリーグ(JFL)」。
ここで結果を出せば、いよいよJリーグ入りが果たせる・・・という位置にいる。


予想はしていたが、観戦客がとても多かった。
ニュースでご存知とは思われるが、このチームにあの「中山雅史」選手が入団した。
今まで沼津の方ですら、チーム名も言えなかったのに、突然全国に知れ渡ることになったのだ。

いつものように熱心なサポーターのみなさんとともに「声だし」応援を始める。
グランドで大きな声を出す・・・なかなか普段できないことだから、ワタシにとって楽しいことである。

それにしても、観戦されたお客さんの数の多さ。
サッカーでは、後半途中に入場者数が発表されるのだけれど、
今までは多くても1500人。雨が降った試合では、558人という時もあった。

チームの目標としては「5000人」。
実際に、ハーフタイムでサポのみなさんと話していた時は「7000は越えないんじゃない?」という予想。

しかし、実数は。
20151003



いやぁ、ゴン中山の「スター」としての力を思い知った。
ベンチにもいなかったのに、グランドにいるだけで光る存在感を放つんだ。
報道陣も30人以上は彼を囲んでいた。

なんとも、驚くべき人の力を目の当たりにしてしまった。


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