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「糧」
2010 / 12 / 25 ( Sat )
なぜクリスマス・イブの夜に「忘年会」なんだ?
家族サービスをする必要があるのにね。

24日が冬休み前最後の授業日。
正直、授業が間に合ってよかったと思った。
学習指導要領「移行措置」として、例年より算数の内容が多くなった今年度。
子どもたちは忙しかったんだろうなぁ。
ひょっとしたら、詰め込み学習になってしまったのではないか・・・。
という申し訳ないキモチを、発散すべく
「一年を振り返る忘年会」を子どもたちと企画した。

運動会で使用したタイヤを倉庫から引っ張り出したり、
思い出クイズをみんなで出し合ったり、
普段は勉強ばかりだった教室だけど、今日ばかりは和んでばかりでありました。


そして、忘年会。
うちの地域はどの学校も伊豆の温泉に出かけて、お泊りつきの飲み会をする。

出てきたお酒は「プレミアム・モルツ」。
普段は学年部で行動しているうちの学校だが、今回はその枠なしで「飲む」。
昼間と同じくゲームやクイズ。
しばらく保健室に篭って出し物の練習をしていた若手教員の出し物。
気がついたら、それを野次る「中年」「よっぱらい」教員になってしまっていた。
きっとタチの悪い先輩に見えたのだろう。

ただ、安心して飲めた。言いたいだけ言えたし、いろんな人の話を聞いた。
うちの学校は楽しい。ただ、それだけのことを確認できただけで、
ワタシの一年間は満足できたものになった。



ただ、面白かったのは、前の勤務校も同じホテルで忘年会をしていた。
久しぶりに婚活に会う。相変わらず婚活。
他の先生たちとも酔いに任せて話す。気がついたら、会場をまたいでいた。

前のボスとも話す。
自分は、のびのびと仕事させてもらっていると。
今の学校にこれからも尽くしていくと。

そのボスは「これからも連絡くれよ」と言う。

前の学校では飲み会がほとんどなかった。
なんというか、お酒がもっと入れば、もっとよかったのにとワタシは思う。

いろんなキモチが混ざる。
うれしいキモチ、やるせないキモチ、希望と失望、
自分の嫌いだった教員の姿、立ち向かえなかったキモチ
この思いも今年の話だった。あまりにも忙しすぎて、忘れていた思いだった。

ただ、自分としては今の仕事を懸命にやろうというキモチになった。

きっと、どんな方も、今のワタシの思いのもとになっているはずだ。
うまくいえないけれど、嬉しいことばかりが今の自分を形成しているのではなく、
苦い思いや辛いことも、ワタシにきっと役に立っているんだ。
ワタシにとっての「糧」に、きっとなるのだろう。

そうだ。今年の経験は、ワタシにとって貴重な経験なんだ。



夜中、酔いが冷めてきて、露天風呂へ。
夜空がとても美しい。

さぁ、立ち向かおう。
自分の仕事を来年も、しっかりやっていこう。



でも、なんで、クリスマスイブの夜だったのだ?
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テーマ:教師のお仕事 - ジャンル:学校・教育

20 : 44 : 49 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
自転車通勤開始。
2010 / 12 / 23 ( Thu )
実は、うちの家と今の勤務校は近い。
2キロほどの道のりを、スクーターで通っていたのですが、
自転車で通うことにしました。

そのきっかけは、電気スクーターを買おうと家内が言ったこと。
昨年、カブからスクーターに乗り換えたばかりのワタシは、
「買い替え」はもったいないと主張しました。
バイク王で検索したらたった「4万円」ですもの。
もったないと。

じゃ、エコのために、自転車で・・・と買うことを決めました。


わずかな道のりでありますので、ガソリンではなく、
脂肪を燃やして、地球環境に貢献させていただきます。

09 : 47 : 52 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
35人学級が実現しても。
2010 / 12 / 20 ( Mon )
小学校1年生に35人学級実施ですか。
いいですねぇ。現在、40人の子の担任としては、ありがたいこってす。

明らかに仕事量が減ります。これはホンネの部分です。
現場は悲鳴を上げ続けていますし。

私より上の世代の方が
「私たちの時代は50人学級だったけど、学級崩壊なんてなかった。
 今は40人で十分減っているではないか。贅沢だ。
 先生の力量が落ちたのだ。」
とか言われることあります。

きっと現場を知らない方か、体罰を容認してくださる方でしょう。
子ども一人ひとりに対応しようと思うと、やはり今の人数は苦しいです。
もちろん、対応しおうとしなければ、何の苦もないのですけど。



ただ、定員が減ればいいのかな・・・という思いもあります。
静岡県の場合、既に「35人学級」が実現しております。小学校6年生に限定されていますが。

大規模校のうちの学校でも、この恩恵を得ました。
ただ現場では、このことを手放しで喜んでいるわけでもないのです。
学級数が増えたのですが、担任を持たない「専科」の先生が減りました。
「専科」の先生が減ることで、うちの学校では
・教員の授業準備時間が減った
・今までは「音楽」「家庭科」「図工」「書写」などを専科の先生にお願いしていた担任が、
 今は「音楽」ぐらいしか、お願いできなくなったこと
 1人の教員が受け持つ教科が増えたことで、やはり仕事量が増えた
・会計事務など、担任を持たない方が「分担して」行ってきた仕事が、結局担任がすることになったこと
という新たな負担も生まれてきました。

また、算数や国語など、子どもの実態に応じて学級をグループ分けして指導する
「少人数指導」もできなくなっております。


35人学級により「きめ細かな」「一人ひとりに対応した」指導が期待される・・・と言われますが、
現場では「逆行」してしまった部分もあるのです。
これは、現場でなければ見えない部分でもあるのです。

今、うちの学級は40人の子がいますが、少人数指導の恩恵を受けています。
担任外の先生とタッグを組むことで、算数の指導を行っています。

「小数」の指導が始まりましたが、予想通り「数」そのものの学習は、
子どもの差が広がっているので、子どもに応じてグループ編成を組みました。
生活の中で小数をすでに認識している子と、
「1を10等分する」という認識がまだできていない子の差はあまりにも大きいのです。

今回、ワタシは前者の子たちを相手にしております。
もう教科書の内容をあっという間に終えてしまいました。

だから、いつものように子どもたちに考えさせ、自分の考えを表現する課題を出しました。
「18.8ℓ水が入っている水槽に、1分で0.5リットル水を入れていく。
 でも、大きな穴が開けられてしまって、1分で0.7リットル水が抜けてしまう。
 この水槽の水は何分後になくなってしまうのだろう。」
(ずっと水が出ているのだから、水がなくなることはない・・・というツッコミはなし)

ちなみに、小学3年生に「18.8リットル÷0.2ℓ=94分」という考えはない。
子どもたちは悪戦苦闘。

でも、根性が入っている子もいて、
22121702
22121703
22121701
と、94回計算を繰り返して、「0になった」と叫ぶ子もいた。

また、「18.8」を「10」「8」「0.8」に分解して、
「0.8は、0.2を 4つ集めた数」
「  8は、0.2を40こ集めた数」
「 10は、0.2を50こ集めた数」だから
「18.8は0.2を94こ集めた数」・・・「94分」と答えた子もいた。


あっという間に答えを出す算数もある。
でも、じっくり考えたり、迷ったり、時間をかけて考えを書き表したりする算数もあっていい。


こんな指導は「少人数指導」でなければできない。
この時間、「1を10等分する」認識を育てたい子たちは、
別室で1リットルを0.1リットルます10本にうつす作業を通して、
小数をつかむ指導をしていた。

この違いは「差別」ではない。どちらのコースが合っているのか、子どもたちが「選択」できる。
途中で変更することも可能だ。

一人ひとり・・・とはいかないが、子どもたちの実態に合った指導の形だとワタシは思う。
底上げもできるし、上を伸ばすこともできる。



35人学級。現場としては歓迎したいことだと思う。
だけど、年々、子どもたちの実態の差が広がっていることに危惧している。
生活経験の差。
家庭の差。いや、子どもたちはもともとみんな違うことが当たりまえ。

来年度の国語の教科書はかなり分厚い。
今まで「読み取る」ことに重点を置いていた単元の指導時間が、かなり短くなる。
その時間内に読めない子は、置いていくしかないのだろうか・・・とも思う。


どうしようもない邪推なんだけど、この国の教育はまた「オチこぼれ」を作ろうとしている?
とも思っている。学ぼうとしている子の気持ちは、どの子も同じぐらいなんだけど。
教育は、どんな子にも機会均等ではあるはずなんだけど。


うちの学校の場合、3年生と6年生の児童数はほぼ変わらない。
ただ学級数という分母が違うので、うちは40人学級。そして6年生は27人。
実際に担任していないので、聞こえてくる声だけで考えているのだけど、
今のままでは、どちらが子どもにとっていいものだろうか、分かりにくいところもある。


もちろん、この声を、この国を司る方がどのように聞き取るかが一番大事なんだろうけど。














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04 : 57 : 43 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
どっと疲れが。
2010 / 12 / 19 ( Sun )
面談が終了した日、自分へのご褒美だとビールを買う。
生意気にも「プレミアム・モルツ」、だっておいしいのだもの。

もちろん、酒には弱いので、1本だけでいい。
いや、おこりんぼさんのために、もう一本。

なんというか、普段より神経を使う仕事だから、余計に疲れる。
ましてや急に寒くなる。富士山も、裾野まで白い。
そんな富士山を北に据えるわが地域。北風は、氷点下の富士で十二分に冷やされている。

家に帰り、風呂につかり、ほっとする。
最近のマイブームは、風呂で横になること。
家族たちがやっていたことなんだけど、耳に水が入るぐらいに顔をうずめ、
横になる。もちろん、風呂は広くないので、体を曲げ、目を閉じる。
ついつい、風呂ふたまで、閉じて、ちょっとしたサウナ空間・・・・・



で、寝てた。



家内の携帯に収められたその画像。
遺影にだけはつかってくれるなというほど、見たくない。


いやぁ、疲れました。

さて、いよいよ今年最後の一週間。
おや、イブまで授業かよ・・・と思いながらも、仕事をしていくのだろう。


では。

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10 : 16 : 11 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
この仕事は恐ろしいと思うんだ。
2010 / 12 / 17 ( Fri )
昨日の夕方で、希望面談が終わる。
家に帰ると、ドドッと疲れが出た。肉体的ではなく、精神的なもの。
保護者と子どもについて話すって、やはりしんどいんだ。

面談をしている最中、思った。
「この仕事、サギ師にもなれるな」と。
いいことばかり言えばいいんだ。
別に保護者が、子どものことを毎日教室に来て見ているわけではない。
どんな嘘でも、本当のように聞こえてしまうのだろう。
だから、いいことばかり言えばいい。どんなに楽なことか。

冷え汗がどっと出た。
そうだよね。具体的に子どもの表れを紙に書いて、
保護者に渡しているけど、それはとても怖いことだ。
話すだけなら、子どものよくない表れをオブラートに包んで話すことができる。

ワタシだって、子どもの親だ。
自分の子どもが「いい子」であること、「できる子」であることを期待している。
いや、そうだと思い込んでいる。

今回は「希望」面談。
こちらから、「来ていただけませんか?」と言う方は、やはり特別支援の面でも、
生活や学習の表れの面でも課題が残る子の保護者が中心となる。

よさも紙に書いた。でも、「課題」も書いた。
その「課題」を聞いて、喜んでくれる方は少ないだろう。

ずっと、悩むことなんだろう。
そんな辛い思いをさせてしまうのなら、いっそ話さなければいいんだ。
知らぬが仏でもいいのではないか。


疲れがどっと溜まるのは、きっとワタシもこの思いと葛藤していたからだろう。

でも、伝えるしかない。真実を、いや、この言葉は適当ではない。
「担任として目の当たりにしたことを、今までの経験に照らして、
 どのようにとらえているか」を伝えた。

もちろん、残りの3ヶ月でどのような手立てをうつかということも。
そして、来年度やこれからもっと先を見通して、今からできることも伝えた。


ワタシが子どもの頃と比べて、今のこの国は「不安」に覆われた国になってしまっていると思う。
自分の仕事のことだけに限ると、不安だからこそ、教育書が売れていると思う。
「○○することで、成績が上がります」
「□□することが、母親の務めです」みたいなもの。
でも、それって、本来あったはずの「子どもの育て方」が分からなくなってきたから、
第三者の意見に頼るというか「すがる」思いがあるのだろう。


今回の面談で、そんな思いに応えられたのだろうか。
保護者の気持ちに不安だけ与えてしまってはいなかっただろうか。
「希望」を示すことはできたか。

親だって、子どもとともに育つんだ。
悩んでいい。不安になっていい。
ただ、できれば「子どもとともに」「子どもの成長を喜んで」育てていこうよ。


この仕事は恐ろしい。
自分の一言ひとことが、重い。
たぶん、ワタシの思っていること以上に、重いんだろう。
恐ろしい。


ただ、いいことばかり言うことは、絶対にしてはならないと思う。

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05 : 47 : 33 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
ありがたきこと。
2010 / 12 / 15 ( Wed )
冬休み前の希望面談。

あくまでも保護者による「希望」なんだけど、
ワタシからもお願いする方もいた。だから、ワタシも「希望」面談。

そんなことをやっていたら、学校一の面談数。
40人の大人数クラスということもあるが、さすがにやりすぎた。
授業後の日程と保護者の都合を合わせると、やはりパンパンだ。


時間通りに活動するのが苦手なワタシ。
迷ったが、今回は子どもたちの今までの表れを紙にまとめた。
簡単なもの。補助簿に毎日記録している表れを、箇条書きにした。
それを項目ごとにまとめただけだ。


その紙をもとに話をしていく。
できるだけ横道にそれず、できるだけ端的に。

気がついた。この紙を保護者に渡せばいいんだ、と。
思わず2部ずつ印刷。


ありがたいことに、保護者の反応はいい。
「来年度も担任お願いできませんか?」と2度声を聞く。
お世辞でもありがたいこと。
大規模校で、持ち上がりは数字の上でも可能性は少ない。

「それは校長に言ってくださいよ。」とお茶を濁すが、ありがたいこと。



やはり面談が終わる頃は、いつものように真っ暗な廊下。
最後の方に、「児童用の玄関はもう閉まってます・・・すみません・・・職員用の玄関で」と連日話す。
申し訳ないと思いつつ、自分が自分の仕事をできていることを実感している。


ま、ボ-ナスは減額でしたけどね。

では。

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05 : 35 : 44 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
そんなゆるい日常こそ。
2010 / 12 / 14 ( Tue )
日曜日はトウヘンボク君の学校で、「気球」に乗る体験をしました。

初めて乗せてもらいましたが、やはりエレベーターみたいです。
でも、気球で遠くまで行ったりすることも、
秘密船隊ゴレンジャーが「バリキキューン」という乗り物で敵を追ったりすることも、
本当にできるのかなぁとも思いました。

221213

でも、こんな休日こそが、大事だなぁと思うんです。


あ、あと、トウヘンボク君のことで、とてもくだらない画像があるのですが・・・
さすがに、見たい方だけどうぞ。食事中の方など、ご遠慮ください。
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05 : 32 : 01 | 子育て | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
小学生には。
2010 / 12 / 11 ( Sat )
個人的な考えなんだけど、小学生が芸能人の真似をし始めたら、
その方の人気はもう少しで衰えると思っている。

なぜなんだろう。
この仕事始めた時は、「なんでだろう~なんでだろう~」と「ゲッツ!」だった。
それから、数え切れないほどのネタを小学生が真似て、廃れていった。

ついに、子どもたちは「ズンドコズンドコ(?)、ラブ注入!」とやり始めた。
ということは、彼(彼女?)も、もう少し?


同じくして、面白かったこと。
「正月の行事」について、子どもたち一人ひとりに資料を与え、発表する活動を国語でしている。
おせち料理を選んだ子が小さな声で動揺している。
「先生、えびと雑煮で、『えびぞう』」
音叉のように、子どもたちに伝播する。
「えびぞう・・・えびぞう・・・」

あぁ、これも同じだなと思う。

ま、しばらくすれば、こんなことは誰も言わなくなるのだけれど。

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10 : 12 : 58 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
周りが見られるようになったこと。
2010 / 12 / 09 ( Thu )
恥ずかしながら、教員14年目にして分かってきたことがある。


子どもは、一人ひとり違うのだから、個に対応していくことの大事さ。
「個に対応する」ためには、それぞれの特性をよく知り、つかみ、
それぞれにあった目標を設定できるように助言をし、
その目標を達成できるように、それぞれに合った手立てを講じること。
そして、その成長を見届けること。


静岡県体力アップコンテストというのがある。
毎度のことながら、この時期になると「大縄8の字跳び」に先生も子どもたちも夢中になる。
(もちろん、学校によって差があることも事実・・・)

今までは、自分が縄を回すことに意識が向いていた。
そして、子どもたちに声をかけていた。


いい手立てはそれだけではない。

縄を子どもに任せ、横から、正面から、子どもたちを見る。
子どもの跳び方もそれぞれ独特だということが分かる。

足の運び方、ジャンプが片足か両足か、跳びタイミングはいつか、
回し手2人を直線で結ぶとどの辺りで跳んでいるのか、
姿勢はどうか、視点はどこに向いているのか、動き始めるのはいつか

デジカメを動画モードにし、子どもたちの様子を紙に写し取る。
そして、一人ひとりに声をかける。
「君は、真ん中でジャンプすれば、もっとできる」
「入るときは、3人前から『いっ・せぃ・のー・でー』ってつぶやいて入る」
などなど。さすがに40人の子どもがいるので、すべての子に対応できるだけではないが、
「できない子ができるようになる」だけの見方から、
「跳ぶときに手を上にあげてしまっていた子が、正面に向かって胸を張って跳べるようになった」
と、その子なりの伸びを見届ける見方ができるようになった。



なんとなく、自分は、この仕事しかできないなと思うようになった。




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19 : 58 : 54 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
というわけで、現場では。
2010 / 12 / 09 ( Thu )
国際的な学習到達度調査(PISA)の結果が出ました。
日本の学力は、前回と比べ順位を上げた。関係者は胸をなでおろす。

そんなニュースを朝、新聞で見ました。


一現場の教員として、「順位だけにこだわる」ことに意味はないと思ってます。
目の前の子どもたちの今を見届け、子どもたちを育てるために、
実態に合わせた手立てを考え、さらなる成長を見届ける。その繰り返しが、自分の仕事です。


そんな日の一時間目。算数「あまりのあるわり算」の文章題に取り掛かった。
今日のねらいは「あまりの処理」。

ま、子どもたちのノートから。


221207

いつも、「○個ずつ分けられて、△個あまる」というような答え方をしてきた子が多く、
実は40人中2人しか正解しなかった。

「ま、問題をもう一度、読んでごらんよ。」とワタシは言う。

すると、「あ、全部のボールを入れるためには、箱がいくつ必要か」と、
子どもたちは改めて気づく。これこそ、文を読み解く力につながる。
問題文が何を答えとして求めているのかを、読むこと。

間違ったことは、子どもたちの大きな経験になる。
だから、間違いを責めるつもりなんてない。


自分の考えを時間をかけて書き、言葉を読み取り、更に考え直す。

改めて国際的な順位なんて、現場にとってはどうでもいいと思っている。
子どもたちひとりひとりに、自分の未来を拓くために「考える」力を伸ばしていくことが大切だと、
一現場の教員として思っている。


では。


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お先、真っ暗。
2010 / 12 / 07 ( Tue )
日が短いこの季節。

6時間目の授業を終えて、子どもたちを帰したのが午後4時。
勤務時間は残り30分。
で、何が出来るというの?と思いながら、子どもたちのノートをみたり、
明日の授業をしたり。途中で組合の会合が入り、また教室に戻る。

6時近くになり、教室のスイッチを消す。
すると、真っ暗。廊下の灯りは普段からつけられていないので、
暗闇の廊下を職員室から漏れる灯りを頼りに歩く。


はっきりいって怖い。うちの学校の歴史もかなり長い。
裏なんて振り返られないくらい怖い。噂話も聞いている。


職員室に戻り、事務仕事をしていると、
「筆箱忘れた!」と受け持ちの子。
彼を連れて、真っ暗な教室へ。

「お化け出るかもね」と言うと、さすがにビビるところがかわいい。


では。



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22 : 34 : 36 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
好きなものには尽くすタイプで。
2010 / 12 / 04 ( Sat )
気がついたら、師走。
この時期はプロ野球のストーブリーグよろしく、
教員にも「来年度どうする?」という話が出る。

書類を前にしながら、しみじみ考える。

うちの学校は、仕事していて楽しい。
若手が働くし、中堅・ベテランの方々も元気だ。
愚痴を言わない。子どもの話題が職員室によく出る。
いい表れも悪い表れも、ともに共有していく。

朝は、子どもたちとともにグランドを走る。
本当は「勤務時間外」。言う人にとっては「働く必要がない時間」。
それでも、多くの先生が子どもとともにいる。
ボスは、子どもたちの登校を横断歩道で見守った後、
「ありがとう」の旗を持ったまま、グランドを走る子どもたちに声をかける。
教務主任もそれに続く。副ボスはともに走っている。

比較しても意味はないだが、昨年度は「走った」だけであらゆる方面から苦情をいただいた。
何事もしないほうがいい。子どもたちと衝突しない方が「いい生き方」。
叱らない、休み時間は「教員の休憩時間」、勤務時間終了とともに帰宅、
だから日記なんて課さない、返事書く時間がない。
ワタシには、それができなかった。


金曜日の朝、静岡県は「大雨警報」。
子どもたちの登校時刻に強く雨が降り、自宅待機が指示された。
この日は「音楽鑑賞教室」が企画されていた。
ボスは言う。
「雨は予報によるとすぐにあがるから、警報が解除されなくても子どもたちを集めよう。」
先生たちは、素早く動く。
雨上がりの後は強風。子どもを見守るために、ボスたちはいつもの横断歩道へ。

そして音楽鑑賞教室。
はじめの「前説」メンバーに選ばれていた。
役割は「ミニー」という指定・・・お姉キャラで!?
子どもたちはワタシの登場に笑う。そして拍手。
先生方からの「面白かった」というお褒めの言葉×たくさん。
それはそれで、とても温かい。

前述の書類について説明する時、はじめにボスは言った。
「できれば、来年度もこのメンバーでやりたいのですが。」
もちろん社交辞令だろう。でも、キモチは伝わってくるものがある。


書類に言葉を書いていく。
ワタシはこの学校が楽しいと思っている。
自分のもっている仕事への情熱、教員として培った技や知識を
この学校とこの学校の子どもたちのために存分に発揮していく、と。

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