美しい国より、ぬくもりがある国がいい。
2006 / 12 / 31 ( Sun )
こんばんは。ようやっと年を迎えるしたくができました。

31日。
家内をバイト先に連れて行った後、午前8時から近所のスーパーで食材購入。
その後、娘と「抹茶きんとん」作りのために、サツマイモの皮を剥く。
ミョウバンを混ぜた水を入れたボールに入れ、アク抜き。

その間に、煮物を作る。
サトイモ、コンニャク、鶏肉、ごぼうなどの皮を何度も剥いたり切ったり。
火にかけて、だし汁を入れ、ストーブで煮込む。

そして、サツマイモを煮込み、竹串が通るようになったら、
湯を半分程流し、弱火で煮詰める。
そして、ミキサーを使って、かきまぜる。こす手間を省くため。
(花まるマーケットで見たテクニックを利用)
黄色い餡に、グリーンティの粉末を入れて、抹茶色の餡に。
栗の煮付けを加え、なんとか完成できた。

それからも結構大変。
おせち用の素材セットや、独自で購入した伊達巻などを重箱に詰める。
娘とデザインについて協議しながら。
ともに初心者。悩んだ結果得たものは、お重には
「一の重」「二の重」「三の重」があって、それぞれ役割があることを
知った。34回目の年越しで始めて知った。

そんなことで時間はあっという間に過ぎ、やはり紅白を見ながら、
餅を四角に切ることになる。


そんなことをしながら思ったことは、
正月の準備は面倒くさいけど、やることは楽しい。

正月に海外やホテルで過ごす生き方もある。
年越しを、仕事をしながら過ごす人もいる。
ひょっとしたら1人でいる方もいるかもしれない。

ただ、私としては家族とともに、正月の仕度をするのは、
とても楽しかった。

「紅白歌合戦というものを見てみたい!」と言い張った娘は
一日中手伝いをした疲れがあってか、9時に寝てしまった。
「お正月の飾りを作る。十二支すべて折り紙で作る」と取り組んでいた
息子は体力が残っていたのか、結構粘っていた。
(おかげでDJオズマのあの「演出」について、
 説明するのが困ってしまったが。)
明日も仕事がある「おこりんぼ」さんは、今井美樹の歌が子守唄になり
寝てしまった。

餅を思い切り食べる子どもや家内の姿が思い浮かぶ。
人は想像する生き物だ。
自分の大好きな者たちが喜ぶ姿を思い浮かべることが出来るから、
私たち人間はがんばれるのだ。



年末の準備で出たごみを片付け、1人パソコンの前にいる。
私のデスクトップは、TVチューナーがついているので、
紅白歌合戦を見ながら、今日の記事を書いている。
サブちゃんの歌が終わる。

私は格闘マニアでも、お笑いマニアでもないので、
紅白歌合戦を毎年見てしまっている。

あぁ、魅せられる歌が多かったこと。
白組が勝った。でも赤組も好きだった。
歌がある。人を喜ばせる歌がある。
人を元気にさせる歌がある。
歌は強い。

あぁ、ベタな日本人かもしれない、私。
こんな年末がとても好きだ。



来年。
私は難しい言葉は分からないし、論理を組み立てるのも苦手。
どんな一年になるか予想もつかない。
たぶん激動の教育界だろう。

でも、私は、
私が出会った子どもたちすべてが幸せな人になれるように、
幸せを自分の力でつかむことができることが出来るように、
子どもたちとともに生きていく。

美しい国を目指すのではない。
私が目指したいのは、温かい国だ。
人と人とが手をつないで分かる、ぬくもりがある国だ。

学力低下を憂うのではなく、
子どもたちのどんな小さな成長でも見守り、励ましていく。

私ができることは、ほんとに小さなことだが、
自分のプライドをかけて、来年も生きていく。

とりとめのない文章、読みづらくて申し訳ありません。
どうぞよいお年を。

↓そんな小学校教師です。
↓もちろん、全国の先生方もがんばってらっしゃいます。
↓私だけでなく、全国の先生方を応援よろしくお願いします。
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追伸
こんな旦那を受け入れてくれる家内と、
こんな男を父親として受け入れてくれる子どもたちに
深く感謝。








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23 : 59 : 16 | 雑感 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
冬休みに、休みは無い。
2006 / 12 / 31 ( Sun )
年末。わが家でも年越しのしたくが着々と進む。

木曜日は、家のベランダ、窓拭き。

金曜日は市場に出かけ、食材の買出し。

土曜日は餅つき。おこりんぼさんの実家では、未だに杵と臼で餅をつく。

冬休みは短い。
正月準備ばかりの年末。また年始も親戚めぐりで、
あっという間に過ぎ去る。
授業再開日は5日(金)。ほんと、あっという間。

だから、ゆっくり休みたいとも思う。
また、他の先生方の様に3学期の仕事を進めておきたいとも思う。

でも、私はそんな余裕はない。
(というか、夜になるとスペシャル番組に見入ってしまうだけだが)

ただ、例えば昨日の餅つきの様に、時間がかかることも必要だと思っている。確かに、もちは店で買えばいいではないかとも思う。

前日からもち米を水に浸し、かまどに火をつけ、
蒸し器で蒸してから、ようやく、つく事ができる。
でも、いきなりついたら、もち米が飛ぶ。
じっくりと杵で練る必要がある。これが不器用な私には時間がかかる。
そして、杵でつく。
やわらかくなったお餅をビニールパックにいれ、伸ばす(のす)。
そして、1日ぐらい時間を置き、
きっと紅白歌合戦を見ながら、四角に切る。

はっきり言って面倒くさい。

でも、時間をかけることだけではなく、なんというか、
子どもたちが喜ぶから、ちょっとしたわが家の文化だから、
続けていきたいとは思う。もちろん、無理しない程度で。


市場の買出しの後、義母と家族で、食堂で昼食を食べた。
羽だけ娘が、5人の中で一番高いメニューを平らげた。
「完食完食!」と言って喜ぶ娘。
その表情を来年も見続けようと思う私。

今日はおこりんぼさんがバイトに出てしまうので、
子どもたちと、きんとん作りに挑戦してみようと思う。

そんなわが家の年末である。

↓どうぞ、来年もごひいきに。
↓今年は教育基本法が改正されただけであり、
↓これから、法令や制度、指導要領が変えられていくのでしょう。
↓来年こそ、教育界激動の年のはずです。
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07 : 37 : 22 | 雑感 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「教師はパンのみで生きるにあらず」、かなぁ。
2006 / 12 / 27 ( Wed )
こんばんは。静岡県庁まで教育奨励賞の授賞式に出席してきました。
静岡県からお給料をいただきながら、
県庁に出かけるのは11年目で初めてでした。
なんだか不思議な感覚でした。

教育長さんのお話を聞かせていただきました。
「嬉しくないニュースが多かった1年でしたが、
 皆さんのお顔を見ると晴れ晴れとした気持ちになりました。」
そうですね。今年も不祥事が続きました。
いつも私たちの矢面になり、
記者会見では深々と頭を下げてくださる方の一言。
本当に身にしみました。


ただ、残念だったことがあります。

表彰状はいただきました。
でも、ご褒美は、やはりいただけませんでした。
(やはりというのは、「伊豆こもれび茶房」の「つぼみ」先生のブログにコメントさせていただいた時のお返事から、なんとなく予想できたからです)

人はパンのみで生きるにあらず。
確かに確かに。

ただ、なんというか…
公務員ががんばって取り組んだことに対してご褒美をいただくことは、
やはり一般の方々にとっては、おかしいことなんでしょうか?
やはりご褒美といっても、もともと税金ですから?
どうなんでしょう?


教育公務員特例法という法律があります。
その中で、
「教育公務員は、その職責を遂行するために、
 絶えず研究と修養に努めなければならない。」
という文言があります。

だから、教員として、自分の指導する子どもたちのために、
自らの指導を磨いたり、新たな教材の開発など研修を行っています。
(「子どもたちのために」という言葉は傲慢な考え方ですね。
 私としては、未熟者な私なのに「先生」と呼んで慕ってくれる
 子どもたちに対して、感謝の気持ちを表すためにぐらいです。)


あぁ、愚痴っぽくなってしまった。
ただ、なんというか、解せない気持ちが抜けません。


んもう!!





バシバシバシ(机を叩く)





ふう。


発想を切り替えます。

教員として、「地上の星」を目指します。

公務員こそプライドを。
名誉と誇りだけで仕事をしていってやろうじゃないか。

↓今日の記事を公開すべきか否か迷いました。
↓こんな愚痴をおこりんぼさんは、
↓「じゃ、今度は、たくさんのご褒美をもらえる奨励賞に
↓ 応募したら」と言ってくれました。
↓それもそうだなぁと思う私です。

↓そんな小学校教員に励ましの1クリックをお願いいたします。
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21 : 40 : 11 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
レンジまわりの油汚れと格闘しながら考えたこと。
2006 / 12 / 26 ( Tue )
こんばんは。

冬休み、仕事はほとんどありません。
もちろん、仕事が速い先生方は、今のうちに年度末の諸仕事を
始めてしまうのですが、私はお尻に火がつかないと仕事をはじめない
タチなので、そんなことは無理です。

だから、家の掃除を始めました。
こんなところがA型気質なのか、レンジ周りの油汚れを古新聞と洗剤で
ゴシゴシと落としていき、ピカピカになることに快感を覚えます。
この作業を、気がついたら半日行っていました。

もちろん、休みなので普段はあまり気にも留める余裕も無いニュースや
ワイドショーをじっくり見てしまいました。
日本で事故や犯罪を起こしたブラジル人が海外逃亡をしてしまう問題について特集が組まれていました。
静岡県は出稼ぎに来る日系ブラジル人が多いところです。
今週始めに報道された焼津市の事件だけでなく、県内ではかなり
大きな問題として取り上げられています。

前から危惧していたことですが、このようなことが日系ブラジル人の
子達に悪い影響を与えないことを願っています。
罪を償わずに「逃亡」するのは人道的に正しいとは思いませんが、
ただでさえ抜けない日系外国人への偏見が助長されないか心配です。


また、子どもたちへの年賀状も作り、プリントアウトしました。
新採の頃はプリントゴッコを使い、インクを乾かすために部屋が埋まったことを思い出すと、今のパソコンは本当に便利ですね。

大学時代なんて、お芝居のチケットもプリントゴッコで作っており、
友達の部屋をチケットで占領したこともあります(自分の部屋を使わなかったのが私らしいですが)。
また、「字体辞典」を大学の売店でコピーし、原稿を作り、継ぎ目を修正液で消していたことも思い出しました。
今の大学生はそんな苦労も知らないのだろうなと思うと、
「10年ひと昔」ではなく、ふたつも、みっつも昔のことだと感じます。

なんてことを考えながら、一日中、家の掃除をしていました。
消毒液とカビ取り剤の影響で、指先のお肌がボロボロです。
若くないですね。

↓明日は今年最後の仕事です。
↓冬休みが開けるまでは、このようなダラダラとした日記になりそうです。
↓熱意ある教師ブログをご期待の皆さんは、ご容赦ください。
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23 : 31 : 17 | 雑感 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
サンタクロースを信じるチカラは。
2006 / 12 / 25 ( Mon )
クリスマス。

朝、クリスマスツリーの下には、子どもたちへのプレゼント。
スノーマン好きの娘には、小さなスノーマン人形とマグカップ。
トウヘンボク息子には、望遠鏡。

サンタさんも、なかなかいいチョイスをされたものだ。

娘は、寝るときにスノーマンのぬいぐるみを抱えて寝る。
これは、小さな時から続いている。
スノーマンのぬいぐるみと、サンタさんからもらった人形を私に見せ
「スノーマン、お父さんになったの!!」と説明をする。

昨晩、娘はテーブルにクッキーとミルクを置いて寝た。
寝る前、私に「お父さんが寝る前に、ミルクを温めておいて」と言う。

このごろになって、私自身サンタクロースの存在を信じているように
思えてきた。このような子どもの姿を見ているからだろう。



確か、夏の終わりの研修で、「サンタクロースを信じる力」について
講演があった。

未知なるものを信じる力、得体の知れないものを信じる力、
たとえ、それがありえないものであっても、
「信じる力」こそ、未知なるものへの興味をもつ力になる。
また、例えば自然に対する畏敬の念など、
目に見えないものを大事にするように育つだろうと。
愛情だって目に見えないもの、信頼だってそうだろう。


世の中自体が目に見えるものばかり追求してはいないだろうか。
数字に表れる成果ばかり求められる教育。
それも自分の仕事の成果を計るために大事なものだと思う。
でも、目に見えない部分こそ、人を豊かに育てるものではないだろうか。


小学校の教師として、私は出来る限り、目に見えない部分を大事にしたい。
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22 : 03 : 10 | 子育て | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
素行を疑われた忘年会。
2006 / 12 / 24 ( Sun )
こんばんは。忘年会は伊豆長岡の温泉宿で行われました。

2次会。うちのボスは酒が強い人なのですが、
今回はかなり飲んだらしくロレツが回らなくなったり、
セクハラに近い発言を連発したりと場を楽しませてくれました。
それでも、私たち教員を守るよい先生です。

2次会の途中、話の輪を抜け出て、1人露天風呂に入りました。
空には巨大なオリオン座。
この日、理科で教えたばっかりでした。
そして冬の大三角形。

誰も他には入ってこなかったので、
幸せな気分で湯に浸かっておりました。
思わず歌を歌ってしまいました。
ま、いいとしてください。

その間、1時間。

そして午前1時。
風呂から上がり、夜の街を1人で徘徊。
24時間営業のスーパーには、「元・お姉さん」が多いことに驚く。
さすが長岡、温泉街。

部屋に戻ると、先生方はご就寝。



翌日、私が「行方不明」になっている時にどこに出ていたか話題になる。
やはり長岡、いかがわしい所もあるわけで。

大丈夫。私、そんなに遊ぶ金を持っていないので、
そんないかがわしい所になんか、いけませんってば。

↓そんな教師の冬休みが始まります。
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20 : 43 : 46 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
大臣のメッセージより強かった詩でした。
2006 / 12 / 22 ( Fri )
今年最後の授業は、道徳にしました。
来年の総合学習で行いたい「自分とは違う10歳を知る」旅の続きです。

今回は、この詩を使いました。
一昨年にドラマで有名になった
「電池が切れるまで 子ども病院からのメッセージ
     すずらんの会 編(角川書店)」の中の
ある女の子の詩です。

申し訳ないのですが、ご存じない方のために書かせていただきます。

 命
                       宮越由貴奈
 命はとても大切だ
 人間が生きるための電池みたいなものだ
 でも電池はいつか切れる
 電池はすぐにとりかえられるけど
 命はそう簡単にはとりかえられない
 何年も何年も
 月日がたってやっと
 神様から与えられるものだ
 命がないと人間は生きられない
 でも「命なんかいらない。」と言って、
 命をむだにする人もいる
 まだたくさん命がつかえるのに
 そんな人を見ると悲しくなる
 命は休むことなく働いているというのに
 だから
 私は命がつかれたと言うまで
 せいいっぱい生きよう


「宮越さんは、どんな人だと思う?」と聞きました。
子どもたちは悩みます。
ある子が「命を大切にしている人」と答えました。
続いて「どんな所にいる子だと思う?」と聞きました。
 
教室? 病院? だれか大切な人の死を経験したと思うから。

子どもたちは言います。そこで、私は「院内学級」について教えました。
そして宮越さんは5歳から病気を患ったこと、そして11歳で亡くなったことを話しました。


この詩のパワーは大きいですね。
普段は落ち着かない子も、じっくりとワークシートを書き、
「ぼくは自殺しないで生きたいと思う」
「宮越さんの詩は死にたいという人に読ませたら、心を直すと思う」
と書いたのは驚きました。
文部大臣からのメッセージがありましたが、
それを紹介した時より子どもの心が動いた気がします。

自分と同じ「10才」が作った詩だからこそ、響くのでしょうね。

上の子どもの感想は、はじめは画像でアップしていました。
文字にするより、子どもの気持ちが伝わるだろうと思ったからです。
しかし、手厳しい(ありがたい)ご指摘をいただき、
改めて感想を打ち込んでみました。

そこで感じたのは、
このコメントを書いた子が、もっと自分自身ががんばっていることを
教えてあげることが大人の役目なんだと思いました。
子どもががんばっていることに自信をもたせていくのです。
コメントを書いた子も、懸命にがんばっているはずですから。

かなり、私の励ましが足りないことを感じました。

追記の追記

また、子どもの感想文を承諾をいただいていないのに、
掲載していましたので、感想文の部分を削除しました。
ご指摘ありがとうございました。



夏休みから冬休みまで、4ヶ月。
毎年のことですが、1年で1番長く感じます。
9月のことが、1年ぐらい前のような気がします。
私自身研修や事務仕事で疲れていたり、
クラスで問題行動が発生したりしたことで精神的に参り、
世間では「自殺」「自殺予告」など教育に対する風当たりは益々
強くなってきました。

来年も教育界は、大きな波に紛れ込んでいくのでしょう。
でも、大事なことをいつまでも守り続けて生きたいと思います。

では。これから忘年会です。
もちろん無礼講、かつ飲酒運転厳禁で。


↓来年もがんばります。
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17 : 22 : 44 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(7) | page top↑
汚れてもいい服を用意しなさい。
2006 / 12 / 21 ( Thu )
「汚れてもいい服を用意しなさい」

今日の持ち物。

それは版画を刷るからだ。
インクをトレーに入れ、
ローラーで伸ばす。

122203


当然子どものことだから、
床にインクがつく。
そして手につく、体につく。

学校は汚れるところです。
子を持つ親として、
子どもの「よそ行きの服」に
絵の具がついているとダメージが大きい。

ましてや版画のインクは攻撃力が強い。

寒い廊下。
子どもたちは気を引き締めて、
ローラーでインクを伸ばしていった。

↓明日もがんばります。
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18 : 52 : 37 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
6回転半ジャンプの指導法。
2006 / 12 / 20 ( Wed )
冬休み前の個別懇談。
あるお母さんから、こう話をされました。

「先生のクラスの掃除は、大変だそうですね。」

そうですか。
確かに掃除の時間は黙動。
15分の掃除時間を10分で行うように指示している。
残りの5分は、業間休みの5分と合わせ、
百人一首をしているからだ。

でも、普段の掃除のことではなかった。
それは今日のワックスがけのことだった。

121901


机と椅子を廊下に出し、
バケツいっぱいの水を教室にブチまける。
子どもたちとともに、雑巾で床を拭く。

「あ、床を水浸しにしてしまうと、木がくさっちゃうからね。
 早くしぼりとって。」

子どもたちは教室中を駆け回る。
そして、ワックス液をかけていく。

「白い液が見えなくなるまで、100万回ぐらい拭きなさい。」

ゴシゴシゴシゴシとかける子ども。
気がついたら、掃除に夢中になっている。




一通り終わった後、子どもに

「ご苦労さま。あ、しばらくスケートごっこしていいよ。
 床すべるからね。気をつけて。」

滑りやすい床を楽しんでしまう私のクラスの子どもたち。
フィギィアスケートのようにクルクル回る。

「先生、俺、

6回転半ジャンプをした!!」


おいおい、そんなのできたら、オリンピック行けるぜ・・・と
思いながら、子どもたちの話に耳を傾ける。

まもなく、今年の授業も終わる。
子どもたちがいない教室。
ワックスだけが蒸発していく。

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17 : 39 : 34 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
思い切りぶつかってから、悔しがりなさいよ。
2006 / 12 / 19 ( Tue )
体育では、冬休み前のハンドベースボール大会が行っている。
例年なら、リーグ戦→プレーオフといきたいのだが、
研修が重なった今年はそれができずトーナメント戦になってしまった。

私のハンドベースボールは、
味方がトスしたボールをラケットで打ち、
相手チームがボールを所定の位置に戻すまでに、
コーンを折り返してホームベースを踏めば得点。
また、遠くのコーンを回ったら点数が高くなる。
判定がきわどい場合は、すべてじゃんけんで決める。

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子どもたちは、勝つことに夢中。
負けが決まると思わず泣き出してしまう。

私はそんな子を応援したくなる。

「相手が強そうだから…」と、勝負をする前から
気持ちで負ける子に対しては厳しく、
「思い切りぶつかって負けてから、悔しがりなさいよ。
 中途半端はダメ。」と叱ってしまう。

熱心に。
ひたむきに。
子どもがベースに向かって駆け回る姿を見守る。

ラケットを上手に振れない子にアドバイスをする子。
「バンドでもいいから1点取ってくれ!」と祈る子。

一喜一憂。

私はただ見守る。


今日もあと2人で4点取らなければ負けてしまう場面で、
ホームラン(3点)を取ろうと、思い切り走る子がいた。

でも結果はアウト。
あふれ出す涙。
奇跡は起こらなかった。

でも、こんな経験の積み重ねがきっと
その子の力になるだろうと思う。

きっとそう思う。

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18 : 14 : 20 | お仕事 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
日本の子どもは、精一杯生きているのかな。
2006 / 12 / 18 ( Mon )
『自分とは違う10歳に会うこと』

これをテーマに総合学習をはじめていく。
自分だけを調べる「2分の1成人式」にしたくないので。
大人になるということは、自分の世界を広げていくことだと思うので。

そこで、先週から「少年兵士」について話をしました。
121801



まず、子どもたちに「AK41を持つ少年兵士」の写真を見せました。
ある男の子が挙げた声は

「かっちょえ~。」

他の子が言います。
「あれ、この兵隊さん、子どもだよ。」

そこで、世界には兵士として銃を持たされる少年が
いることを話ました。
資料として、JICAのホームページが分かりやすかったので
利用させてもらいました。
http://www.jica.go.jp/kids/pages/index.html

子どもたちは驚きの声。
銃はおもちゃではなく、殺人のための道具だということを
感じてもらいたかったのです。その後、話を聞いていると、
授業の45分はあっという間に過ぎ去りました。


2回目は、子どもたちの感想をもとに始めました。
子どもたちの多くは「なぜ戦争をおこすのか」ということと、
「戦争がおきている国の子どもの様子はどうなっているのか」。

そこで担任は、三島の図書館から借りてきたイラクの本を見せました。

写真には瓦礫の山。机も椅子もない学校。
子どもたちは、驚くばかり。

病院の様子を見せました。

屈託のない表情をする子に安心をしたようですが、
私は話を付け加えていきます。この子は「白血病です。」

本によると、イラクでは戦争で使用された
劣化ウラン弾の影響で白血病になる子が急増しているということです。
また、初期の段階で「抗がん剤」があれば助かったはずなのに、
薬品が不足しており、助けられない現状だそうです。
(抗がん剤のいくつかは大量破壊兵器につかわれかねないという
 理由で輸入がストップされているものもあるそうです)

そのことを話すと、教室が静まり返ります。


助かるはずの命なのに、
助けることができない10歳がいた。




その後、子どもたちはプリントにたくさんに思いを書きました。
10分以上、子どもたちは書き続けていました。

今日、子どもたちのプリントに目を通しました。
その中で、気になる言葉がありました。それは、

「イラクの子は、生きるのにせいいっぱいだ。」

この言葉、かなりひっかかりました。
今、私の前にいる子どもをはじめ、日本の子どもは、
生きるのに精一杯かい?



今日の私の記事はここまで。
これからも、「2分の1成人式」にむかって、
子どもたちと話をしていこうと思います。

何よりも、自分のことだけ見つめて、
他の子どもたちのことを知らずに育つ活動にはしたくないです。

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追記ですが、
子どもたちと感想を話し合っている中で、
「あのさ、これからの時代はね、
 日本だけ見てモノを考えてはいけないんだよ。」
と自分の口から出てしまい、恥ずかしくなりました。
まだ飛行機にも乗ったことがない私。
何を生意気言っているのかなと思いました。

では。







18 : 29 : 04 | 総合学習について | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
はやく起きた朝は…。
2006 / 12 / 16 ( Sat )
金曜日の帰り。
TUTAYAはDVDレンタルが半額だったらしい。
広い駐車場に「本日DVD半額」と書かれたノボリが
たくさん立っていた。


しかし、私は、そののぼりを見て
「へぇ、今日は邦画だけが半額なのか」と思った。
今年は邦画の方が人気があったらしいし。
きっとTUTAYAも応援したかったのだろう。


家に帰って再び妻と車で出かけた。
TUTAYAの前を通る時、ようやく真実に気づく。
おこりんぼ妻に先ほど思ったことをを話す。

「あなたの思考回路が信じられない。」との一言をいただく。

なぜなら、夕方はノボリを裏面から見ていて、
「日本DVD半額」と書いてあるように見えたから。

あぁ、今週も自分自身を出し切っていたのね・・・



今、この記事を書いているときに、
おこりんぼさんが声をかけてくれた。

「テレビ見なぁよ」と。

朝じゃん。それも土曜日、午前5時30分。
どうせ、やっているのは宗教番組でしょ?

でも、おこりんぼさんが見ていたのは「美の壷」という番組。
今日は筆の特集らしい。

「あなた、教養が無いから」

仕方がない。昨日学校であったことは、またアップします。

↓教育基本法が改正されました。
↓教員の資格も「更新」されるようになるのでしょう
↓こんな私、教員免許を失いそうな可能性がありそうなので、
↓今日は教養を高めることにしますね。わはは。
↓それでは、土曜日、みなさん楽しみましょう。
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05 : 34 : 16 | 雑感 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
今年の漢字は「命」でしたね。
2006 / 12 / 14 ( Thu )
水曜日の研修。
子どもが子どもを指名する相互指名発言のよさについての話になった。
思わず口に出してしまったこと。

「正しい答えの出し方を指導せずに、
 子どもたち同士で話し合いをさせてしまっては
 効果的ではないんじゃない?」

その後、まだまだ頭が固いなと思った。

 正しい答えを求めさせるのではない。

 価値の高い答えを生み出させるため…ではなく、
 子どもたちが、子どもたち同士で聞きあい話し合い、
 考え出すことができるための方法をあらかじめ指導しておく

 そうでなければ、教師のコピーを作るだけだ。
 私の価値観を押し付けているだけだ。



 年が開けたら、総合学習で「2分の1成人式」を行う。

 今までの実践だと、自分の過去を振り返るものが多い。
 もちろん、そのことも大事だと思う。
 ただ、私は、自分だけのことを調べていくのは、どうかなと思った。

 自分の外の世界、世界中で生きる、自分とは違う10才を知ることも
 意味があるのではないかと考えている。

 例えば少年兵、難民、地雷で手足を失った子、飢餓に苦しむ子
 病気と戦う子、ハンディを持つ子、働かざるを得ない子

学校に通うことが当たり前の子たちは、どう考えていくのだろう。
その当たり前こそ、幸せなことなのに。
将来の夢をもてることが、あまりにも幸せなことなのに。

だから、私は『自分とは違う10才を知ること』に価値があると思う。

先週、少年兵の資料を見せた。
子どもたちの感想はあまりにもたくさんあり、
1時間の授業では終わらなかった。


できるだけ自分の仕事をよいものにするために、
私も資料をたくさん探している。

今年の漢字は「命」でした。
自分の考えているとなんだか同じ気がしています。

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追記です。今日の仕事が終わってから書き加えます。

この前、図書館で興味があった本を借り、読みました。
総合学習のネタ探しのために、病気と闘う10歳のことを知りたかったからです。
それは「電池が切れるまで 子ども病院からのメッセージ」
かなり有名な本ですよね。

その中で、私を一番ドキッとさせたのは
病気の子どもに接していた小児科医師の書かれた「あとがき」でした。

申し訳ありません。勝手に引用させていただきます。


 S君の家族と出会うまで、
 私は治療成績を良くすることが医師の仕事の第一目的だと考えていた。
 学会でも治療法の改良で成績がどれぐらい良くなったかという 
 発表ばかり聞いていた、同じような文献もたくさん読んだ。
 生存率の高い治療法こそ良い方法としてご家族に説明していた。
 それが辛く苦しいものであっても、
 生きるためには耐えるのが当然と考えていた。
 医療は人の苦しみを和らげてあげるのが本来の姿だと思う。
 それがいつしか、
 医師は人の命を左右できる存在だと勘違いするようになった。
 傲慢な考え方だ。
 命にとって大切なのは長さではなく質である。
 命の質を決めるのは長さではなく、
 温かな家族とのふれあいだということをS君は教えてくれた。



「電池が切れるまで」の子どもの詩にも心打たれましたが、
私は、この「あとがき」が最も心に残りました。

なんだか、これが医師ではなく、教師だったら、
どんな言葉にすればいいのでしょうね。

この秋冬は自分の理想の教師像について、
迷う季節となってしまいました。
ただ、このことをあくまでもプラス思考でとらえていきます。

05 : 26 : 50 | 総合学習について | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
グーグルアースは使えますね。
2006 / 12 / 12 ( Tue )
久しぶりに授業の記事を書く気がします。
今回は提灯をぶらさげようと思います。


4年生の社会の後半は、県について学びます。
県の中で名産物を調べたり、いろいろな土地の様子を学びます。

3年生の時に自分の町について学んだ子が、
4年生で自分の住む県を学び、それらの経験が
5年生で日本の地理や産業を学ぶときの基礎になっていくのです。
たぶん。



私の住む静岡県は「日本の縮図」といわれる所ですから、
低地高地、海、山、都市、過疎地、温暖地、寒冷地など
かなりバラエティに富んだ学習ができるものと思います。

今回、焼津の水産業の学習をしました。

そこで役に立ったのは、グーグルアースを使って得た画像です。
焼津の港の大きさを知るために利用しました。

まずは、私たちの町に近い沼津の港をご覧ください。

121201


次に、同じ尺度の焼津港の画像です。
121202


いかがなものでしょうか。

東名高速道路を使っている皆さんならお分かりの事と思いますが、
静岡県ってけっこう大きいのです。
また、県東部は東京の通勤圏になりつつあることもあり、
子どもたちは静岡や浜松など県西部に行った経験がない子も多いです。
ですから、そのような子たちにも分かりやすい資料として
グーグルアースを活用させていただいてます。

昨日は、駿河湾で取れるサクラエビについて学びました。
子どもたちに見せたのは、グーグルアースでいただいた駿河湾の画像。
121203


見せた途端に子どもたちは気づくのです。
「駿河湾って黒い・・・深いってこと?」

続けて、視点を高くした画像を何枚も見せていきました。
121204

121205




これで、子どもたちは静岡県の海は海溝につながっていることを
学んでいます。


本当に便利なツールだと私は思います。


このような便利なものが当たり前に使えるようになってくると、
今の教室の設備はなんと時代遅れなものばかりだろうと思えてきます。
黒板にチョークも味がありいいものなんですが、
できればプロジェクターぐらい設置していただけるとよいと思います。

教師が子どもたちに魅力的な授業を与えられる
そのような教育改革はうれしいですから。

どうですか?

↓今日は病み上がりでした。今も腰が痛いです。
↓でも、明日もきっと精進します。
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追記 
「私のブログ、こんなおバカなものなのに、よく読んでくれるよねぇ」
と、おこりんぼさんに言ったところ、
「新聞の4コママンガみたいなもの」と答えてくれました。
納得。
皆様に感謝いたします。
18 : 44 : 11 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
もう若くないのかも。
2006 / 12 / 12 ( Tue )
実は、日曜日の午後から体の調子が悪くなってきていました。


悪寒が走るようになり、目の裏側が痛くなり、
調子悪いなぁと思って、体温を測ったら、

なんと38度5分。

11月から、熱を3度も出しています。
やはり、どこか体の調子が悪いのでしょうね。


ゆっくり休み・・・といきたかったのですが、
朝、37度5分に下がっていたので、
月曜日はとりあえず午前中だけ学校に行き、
午後からお休みをいただくことにしました。



あぁ、久しぶりの平日休み。
午後は昼寝をさせてもらいました。

4時ごろ、熱も下がったので、子どもを迎えに行くことにしました。

ついでに、先日モノポリーとともに買ってやった
「たまごっち」(よく分からないのですが、裏たまとスクール)
につけるストラップを100円ショップで買おうと思ったのです。

ただ、羽だけ娘は、100円ショップより、
近くの洋品店に行くことを主張しました。品揃えが豊富だからだそうです。

洋品店に行きました。
確かに、30種類以上ある豊富です。

トウヘンボク息子は、あっという間にスティッチの黄色のものを決めました。

しかし、娘はなかなか決めることが出来ません。

私は「何分ぐらいかかる?」と尋ねると、

「30分ぐらい待って」



「熱がぶりかえすだろ!?」

素敵な親子の会話でした。



家に戻り、夕方のテレビを見ました。
そこでやっていたのが、なんと「ど根性ガエル」。

あぁ、ヒロシ。ピョン吉、そして梅さん。
(梅さんを見ていたら、巨人に移籍した門倉を思い出した…)


テレビ静岡は、こんなツボにハマル番組を再放送していたのね。
涙が出そうになりました。


その後、離婚宣言を言い放たれたおこりんぼママさんから
玉子酒を作ってもらいました。
酒が苦手な私は、半分ぐらい飲んだだけで、寝てしまいました。

今朝、体温を測ったら、37度1分。
なんとか、今日も働けそうです。
冬休み前の追い込みですから。

ま、無理しない程度にがんばります。

しかし、1月に発熱3回。
体の調子、どこか悪くなっているのかなと思う33歳。
もう無理はきかないのですかね。

では。
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04 : 46 : 41 | 雑感 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
恐るべし世界№1ボードゲーム。
2006 / 12 / 11 ( Mon )
突然ですが、離婚の危機です。


世間では藤原紀香さんと陣内さんの結納が話題になっているというのに。



そのきっかけになったのは、モノポリー。

日曜日の夜、ようやく封を開けました。
「人生ゲーム」に慣れた子どもたちに、
モノポリーはゴールがないことや、物件を買うこと、
場合によっては交渉でもらうことができることを伝えました。



学生以来のプレイですし、
自分の子どもとモノポリーができるが余程うれしかったのでしょう。


開始から10分で、
ホテル建てちゃいました。


すると、「おこりんぼさん」は物件カードを私に投げつけてきました。

あぁ、大人気ない!


子どもたちにモノポリーを楽しいゲームだと思ってもらいたいのに、
なぜ、いきなりゲームオーバーにさせることするのかなぁ・・・
とのこと。


あぁ、夢中になりすぎました。
自分ばかりが楽しんでおりました。

大反省です・・・・・。
とほほほほ OTL・・・。



その後、奥様は子どもたちと
「あなた、お父さんとお母さん、どっちに着いてくる?」
と話をしておりました。

離婚の危機です。

恐るべし、世界№1ボードゲーム。


↓反省を兼ねて、全国の皆さんにお伝えします。
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18 : 13 : 03 | 子育て | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
新しい世界が見たい!!
2006 / 12 / 08 ( Fri )
皆さん、「モノポリー」をご存知ですか?
そうです。あのボードゲームの。


私は、その「モノポリー」を買うだけのために、
足止めを喰らってしまいました。


詳しい理由はよく分からないのですが、
レジでバーコードを通す度に、
ピー
と無慈悲なビープ音。


慌てるバイト君。様子が分からないマネージャーさん。

どちらかに連絡をしたかったのでしょう、
その時の言葉をはっきりと聞いてしまいました。

「あの、モナポリーのことなんですが・・・」

モナポリー?

箱にはこう書かれてあります。
世界№1のボードゲーム

おーい、トイ○らす…。



でも、今考えると、そのマネージャーさんの気持ちが想像できます。
あんなに大型のおもちゃ屋さんなのですから、
すべての商品名を理解するのなって、きっと不可能でしょう。

「弘法にも筆の誤り」というじゃないですか。
おもちゃ屋さんのプロだって、間違えること、知らないことが
あって当然なんですよね。

だから、私も教師として、あまりモノを知らなくてもいいんですよ。


暴論ですか?


とまぁ、前フリはここまでにして。

私のすすめてきた「ゴミ問題」を扱う総合学習も年内で
活動を終えようと考えています。

子どもたちは、最後に世界のゴミや環境問題について図書室で
調べ、自分の感想をワークシートにまとめました。

まずは、ご覧になってください。



P1010004.jpg

120801


いかがですか?
夕方、子どもたちが帰った後に、ワークシートに赤ペンを加えながら
思わず泣きそうになってしまいました。

子どもたちは、ゴミを拾い、その中でも特にポイ捨てたばこに注目し、
校区内の様々な場所で調査活動を行いました。

そして、町をきれいにしたいという思いを、
ポスターやゴミ拾いボランティアの活動に表しました。

しかし、私は、「町をきれいにしたい」という子どもの思いは、
今のままでは通じないものだと思います。

事実、ポイ捨てタバコは減りません。
定点調査を行った道は、コンビニのおにぎりの袋がありました。

世間はそんなに甘くないものです。


だからこそ、私は、子どもたちが作る未来にかけたいのです。
それこそ、私自身が「新しい世界を見たい」のです。

いつか、子どもたちが大人になりゴミを捨てようとした時に、
ふと4年生の時に活動して思ったことが頭をよぎり、
ゴミを捨てることをためらうことができたら、
私はとてもうれしい。

今の世の中は、どうも、そんな子どもたちの思いに
応えてくれそうもない。
そんな世の中だから、子どもたちに希望も夢も持たせられない。

でも、私は見てみたい。新しい世界を。

「女王の教室」の阿久津先生の台詞。

「教育は奇跡を起こすことができる。」

指導の方法は違うが、私も思いは同じ。

そんな「新しい世界」に向かって、種をまく事が私の仕事だろう。
それが、私の生きがいだろう。たぶん。

↓今週も仕事をしました。
↓子どもたちと来週も楽しもうと思いますが、
↓とりあえずは、うちの子と「モナポリー」を楽しませてください。
↓休みます!!
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20 : 58 : 56 | 総合学習について | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
来年こそは、な。
2006 / 12 / 07 ( Thu )
マラソン大会が行われました。

大会の前に、教室で子どもたちに話したことは、
「先生の娘の学校でもマラソン大会が行われました。
 いつも練習では、2位だったそうですが、
 本番では1位になってしまいました。
 先生は足が遅い方だったので、信じられませんでした。
 
 どうして1位になったのか、先生の奥さんは、
 こんなことを娘に言ったそうです。

 『死ぬ気で走れ。』
 
 みなさんは、どこまでがんばれますか?
 悔いが残らないように。」

よく考えると、学校にはふさわしくない発言。
万が一のことがあったら、確実に責任問題になる。



マラソン大会が行われた。

走る子どもたちの様子を見守る。

いつも、双子の弟に負けていた兄が、弟を抜いた。
いつも、ビリだった子が、4位も順位を上げた。
いつも、見学だった子が、ビリでも走りぬいた。


大会だから、順位や成績がつくのはしかたがない。
でも、最も大事なものは、数字ではない。
その子がどこまで自分の力を振り絞れたかどうかだ。

帰りの会で、その子たちのがんばりを話した。
もちろん、どの子もがんばったことを信じて。


そして完走できた子に、「完走証」を渡す。
全員に渡し終えた後、子どもたちに尋ねた。

「あのさ、○○子と△△男の分、どうしたらいい?
 完走してないから、完走証渡せないんだよね。
 でもさ、あの子っち、練習がんばっていたよね。
 なんとかできないのかな?」

子どもたちが言う。

「先生、だまって渡してしまおうよ。」
「だめだって、いつかバレるよ。
 先生がまた勝手なことしたって問題になる。」
(「また」かい…。)

ある子が言う。
「違う完走証を作ればいいんじゃない。」

そうか。
夕方の職員室で私オリジナルの完走証を作ってみた。
それは、

「来年こそは完走しよう」

がんばったことをできるだけ認めてあげたい。

作りながら思った。
最近の私が失っていたのは、こんなことではないか。

クラスの子が同じクラスの仲間のために、
子どもたちに尋ねて、
ベタベタの駄洒落を使っても、
一人ひとりを大切にしていく姿勢をもつこと。

学力学力と言われている世の中。
でも大事にしたいものは、
「『優と劣のかなたに』にあるもの」だと強く思った。

では、今日も働きます。
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05 : 20 : 42 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
その雪は、味噌のにおいがした。
2006 / 12 / 06 ( Wed )
理科では「もののあたたまり方」を学習している。
熱がどのようにして伝わっていくのか。
前の時間は、鉄は火が当たるところから、
放射状に熱が加わっていくことを学んだ。

今日は水のあたたまり方。
水を入れた試験管を斜めに固定し、
下からアルコールランプの火を20秒あて、
その後、試験管の上か下のどちらが温まっているのか
確かめる実験を行った。

子どもたちの予想は、鉄と同じように火が近い場所の方があたたかい
というのが、ほとんど。

さぁ、実験開始。
20秒間、火を試験管にあてる。

え?
上のほうが温かい!


子どもたちの予想と結果が反対になることが楽しい。
温度が高くなった水は、試験管の上の方に動くからだ。

それを確かめるためにビーカーに水を入れ温めるように指示する。
そして、味噌を入れる。

ビーカーの中の味噌が少しずつ、崩れ始める。
味噌の破片が温められた水の流れに乗り、ビーカーの中を回り始める。


その様子を子どもたちはじっと見つめていた。
さながら雪のように、ビーカーの中で破片が循環している。
「きれい」という子どもたち。香りは味噌なんだけど。



夕方、職員室に帰る。
真っ先にボスと教頭先生に呼ばれる。
閉まる校長室のドア。

ブログの閉鎖を覚悟した。

私と同い年の小学校教諭がバカなことをしたからだ。
インターネットは善意のメディアなのに。

ボスの口から出た言葉は、

「教育奨励賞受賞おめでとう」

うちの上役らしい、お茶目な褒め方だ。
でも寿命は縮まったじゃないか。

↓私は愛知県人。血は赤味噌で出来ている(だそうだ)。
↓でも、授業後の子どもたちが余った味噌を食べたがるのを見て
↓「お前たち、体悪くするよ」と心配してしまう教師でした。
↓明日も(というか今日も)へこたれずがんばります。
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なんてね。ありがとうございます。

















02 : 44 : 27 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
総合学習をしてきた成果ナリ。
2006 / 12 / 04 ( Mon )
こんばんは。

静岡県では、総合学習の成果を発表する場として
「学ぶ楽しさ発見記」という事業があります。

今日は、町の総合担当者が集まって、町審査会を行いました。
もちろん、私自身が作った今年度の総合もエントリーしています。

で、結果。
私のクラスの総合が1位通過。


満場一致。


これから先は地区で審査してもらいます。
今年度は、地区発表まで行けるでしょうか。
ま、期待せずに待とうと思います。

ただ、学習のまとめの時期に入った子どもたちのワークシートを
見ると、指導者としていい活動ができたのではないかと
思っております。

102002

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120403


いかがでしょうか。子どもの表れこそ、総合学習の成果です。

↓子どもの発言が中心になる授業を改めて考え始めました。
↓明日もへこたれずにがんばります。
↓私の武器は、やはり「総合」ですので。
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18 : 19 : 03 | 総合学習について | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
性教育は楽しい。その2
2006 / 12 / 02 ( Sat )
金曜日は「保健」の授業を行いました。
4年生の保健は「大きくなっていくわたし」。
思春期の体の変化について学びます。
養護教諭の先生にも参加していただきました。

まずは、前回の復習。
裸の子どもたちを、「大人の体に変身セット」で
大人の体に変えていきます。
前回より、恥ずかしさが消えていました。

そして、今回の学習。
体の内部の成長を学ぶために、
養護教諭から女性の「月経」の仕組みについて、
そして男性の「射精」についても教えてもらいました。

120101


子どもたちの表情はいつも以上に真剣。
そうでしょう。いつか起こる自分の体のことなんですから。

教えなくてはいけないところは、なるべく先に教えようと思い、
授業を進めていきました。
そして、後半は子どもたちの意見を聞いていくことで、
できれば子どもたち中心で進める授業がしたいと思いました。

そして、後半。子どもたちの質問やつぶやきを拾っていきました。

すると、ある男の子が
「女の子は月経が月に1回ぐらいあるというけど、
 射精ってどのくらいの間があるんだ?」と尋ねてきました。

思わずドキッしました。
ブログをお読みの紳士のみなさん、そうですよねぇ。
でも「やろうと思えば、一日何回でも…」なんて言えません。
そこで、
「間がどのくらいかというのは、射精の場合はありません。
 元気な男性の場合、精巣からたくさん精子が作られるからね。
 だから、射精したくなることは当然のことなんですよ。」
と、できるだけ素直に、かつ毅然と答えてみました。

また、
「あのさ卵子は1個しか出てこないっていうけど、
 精子は2個ぐらい?」と言う子に対して、
「え~とね。1回の射精に精子が3億個ぐらいあるかな。」と答えると、
男の子たちから思わず
「ずるい」という声。

精子や卵子について、具体的にどんなものか理解させるのは
まだまだ先の学年のことなんですが、
授業をしていてこのような反応はホントに面白いものでした。
やはり授業は子どもとともにするものだと実感できた時間でした。


ただ、授業後、子どもたちの感想を読んでいました。
男の子たちはまだ幼く、気楽なものが多かったのですが、
女の子たちの中では、そうでないものも見られます。

例えば、
「生理が来ると、やはり痛いのですか?」
「私は最近お腹がいたいのですが、なにか成長と関係ありますか?」
など、不安を抱いている感想を書いている子がいました。
それは、男の私では上手に答えられそうもないので、
養護教諭にコメントを書いてもらったり、保健室でお話をしてもらったりできるようにお願いしました。

ただ、夕方、保健室でこのことについて話していた時に、
ある女の子の
「中学生や高校生でも子どもを作ることができますか?」
という感想に対して、養護教諭は、

「『14歳の母』というドラマを見ているわけではないけど、
 私としては、テレビで幼い少女たちがかわいい赤ちゃんを産む
 だけの番組を作っていることはよいとは思わない。
 まだ体が成熟していないので、ひょっとしたら子宮が赤ちゃんを
 支えられるほど大きくなっていないのかもしれない。
 そんなことになったら、子宮を傷つけてしまい、結果として
 子どもを作れない体になってしまうかもしれない。
 だから、中高生が出産をするということは危険という認識がない
 番組だけが放送されるのは怖い」

とおっしゃられていました。


大人になるということは、「赤ちゃんが作れるようになること」と
話してきました。まだ小学4年生には、実感がなく難しい話だったのかもしれません。

しかし、大きくなる前に、
自分の体のことや異性の体のことを知ることは、
戸惑いなく成長できるものだと私は思います。
若い頃に聞いた話ですが、性教育をしっかりと行ってきた地域は
性犯罪率が低いとも言われているそうです。
だから、今日のような性教育は必要なんだと思います。


↓「精子はどんどん作られるよ、だからさぁ」というコメントを、
↓家内に対して使ってしまいました。

↓おいおい、お前、最近疲れているというのに、なんだ、
↓やることだけはやってんじゃないか
↓という、ツッコミをいただいたところで、
↓来週も「がんばり過ぎない程度」にがんばります。
↓応援よろしくお願いします。
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15 : 08 : 42 | お仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
久しぶりに笑った。
2006 / 12 / 01 ( Fri )
最近、心を亡くすぐらいに忙しかった。
だから、授業に余裕がでなかった。
子どもたちの前で笑う余裕もなかった。


これはいけない。

なんとかしなくては。

いい授業のしたく。(仕事は溜まる)

でも、上手くいかない。


この悪循環が続いた。


木曜日の総合。
学校の柵にポスターを貼る。

あるグループが、自動車の運転手さんに伝えたいと、
1枚の紙に1文字ずつ書くことを提案していた。

そのグループとともに、ポスターを金網にくっつけていく。

「タ」 「で」 「コ」 「す」
「な」 「い」 「で」 「を」

じっと見ていた。
彼女たちは「タバコをすてないで」と作ったはずだった。

しかし、何か足りない。「バ」だ。

彼女たちが、貼り終わって気づく。

「タコをすてないで」

タコを路上に捨てる人は、いるかなぁ…。
思わず、笑ってしまった。

笑いながら直す子どもたち。
ふとしたはずみで、例の「たらこ」の歌の替え歌を口ずさんでいる。

「♪タバコ~ タバコ~ 
 た~っぷり タバコ♪」

あぁ、こうすればいいんじゃないかと思う。
どうも、自分がしたいと思う授業に、
子どもたちを合わせようとしてきた気がする。

もっとシンプルでいい。
子どもたちが授業の流れをつくればいい。
100%を求めないで、70%ぐらいでもいい。
それが、子どもたちの笑顔につながるのなら。

なんだか、教師として壁にぶちあたった気がする。

夕方の事務室で、「がんばらなくてもいい」と言われた。

私自身、何か変わらねば、
いつか自分で自分の首をしめてしまうかもしれぬ。

↓最近、更新が滞っています。
↓自分自身が迷っているんでしょうね。
↓「がんばらないこと」「がんばること」の塩梅に迷っていますね。
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