3年生なりに動くもんス。
2008 / 06 / 04 ( Wed ) こんばんは。
久しぶりにワタシのメイン、総合学習についての記事を。 3年生なりの総合学習をする・・・ということで、今年度はオリジナルのことをさせていただいています。 もちろん、ワタシが考える総合学習は、あくまでもシンプルに、特別なことはあまりしません。 極論すれば、どこの学校でもできる総合学習でありたいのです。 5月の間、子どもたちは、いろいろと自分の興味をもった葉っぱについてスケッチし、 図書室で調べました。 うちの学校は静岡でもけっこう街中の学校ですが、思った以上に草がありました。 そんな自由な活動をしながらも、子どもたちの興味が分かれてきて、 今はグループで活動をさせています。 とあるグループは、「大きな葉っぱ」を見つけるという目的をもち、 校庭の中で、とにかく大きな葉っぱばかり探して歩きます。 彼らの視点はいつも上ばかり。 3年生らしいのは、とにかく自分が一番大きな葉っぱを見つけたいのです。 そんな彼らの今日の活動は、葉っぱの名前調べ。 図書室で用意してもらった資料と自分たちのスケッチをもとに、 葉っぱの名前を解き明かそうとします。 この時の彼らは、うるさいながらも真剣。 ワタシは昨年度から思うのです。 静かにしている時が一番真剣な時ではないのかもしれないな、と。 彼らの今日の収穫は「ハリギリ」という葉っぱの名前が分かったこと。 スケッチする時も、葉の葉脈を細かく書き表そうとする教科授業で培った力が生きていました。 ![]() 注 ↑雑誌は「押し草」を作るために用意させました。ちょっとした標本を作ってもいいかな・・・と。 3年生ですので、あまりにも難しい内容はスルーしていいと考えます。 今はとにかく、子どもたちが自分で「○○したい」と課題をもち、 ひたすらに取り組むことができるための準備ができれば、ワタシの総合としてはいいものだと思います。 どうぞ、先細り傾向でありますが、総合学習の時間は新指導要領が始まっても続きます。 全国の小学校の先生方、大変ですが、お互いがんばりましょう。 ↓では。腰が痛くなったので、腰痛帯を思わずおこりんぼさんに借りて、 ↓一日を過ごしてしまった小学校教師に励ましの1クリックをお願いできますか。 ↓相変わらず更新がロクにできませんが、がんばりまふ。 では。 |
ま、ぼちぼちと仕事をしております。
2008 / 05 / 01 ( Thu ) 久しぶりに記事を書こうと思います。
ま、いろいろありまして・・・書く気が湧きませんでした。 ま、それはそれはいずれお話しするとして。 それでもランキングに投票してくださる方がいらっしゃいますので、 ワタシなりに短いながらも今日は書きます。 総合学習の続きを。 子どもたちは「草の名前を調べたい」と自分たちの考えを出しました。 雑草を「雑草」ととらえないこと、子どもの目に彩りを加えること。 でも、なんでも自由にやらせるのが総合ではありません。 学び方を指導するのも大事です。 で、先日はヨモギ限定で調べさせました。 ![]() ネズミの目線・ネズミの目線。 できるだけ詳しく書くように促しました。 子どもたちに「ヨモギ」であることは教えませんでした。 翌日に、図鑑で名前を調べさせたかったからです。 きっと、3年生の子どもたちにとって、名前が分かる手立ては絵や写真と一致することですし。 で、今日、子どもたちは図鑑で調べました。 面白いことをよく気づきます。 ・ヨモギは「草もち」になること ・薬草にもなること ・においがとてもよくて、お灸にも使われること 子どもたちは、初めてモノを知る喜びを感じていました。 これが「トキメキ」であります。 今回の指導があるからこそ、 次の活動に子どもたちの思い思いにすることができる余裕が生まれるというものです。 ま、忙しい日々ですが、とりあえずワタシはがんばります。 ランキングの方はぼちぼちでかまいません。 では。 |
シンプルな総合学習を!
2008 / 04 / 21 ( Mon ) 今日の静岡の天気は晴れ!!
総合学習第一回を迎えることができました。 一年ぶりの総合学習の指導です。 でも、ワタシとしては久しぶりとはあまり思えません。 それは今年は持ち上がりですから、 2年生の時生活科の学習で「気づく」ことを教えてきた子どもたちが、 3年生の総合学習でどのように「解決する」ことができるか楽しみだからです。 ある意味、これが今年のワタシの仕事のテーマだと思っています。 で、今年の総合学習はアネゴ主任にお願いをして、 今までの学校の計画とは違う道を歩くことにしました。 ワタシとしては、総合学習はやはり「問題解決学習」だと思っていますので、 できるだけシンプルに、子どもたちが自分で感じた疑問を解決できる機会を できるだけ増やしたいと思っているのです。 そして、今日の指導。 学年全員で「ヨモギ」「フキ」「ツクシ」「タンポポ」の草を探すことにしました。 もちろん、子どもたちに渡したのは写真だけ。名前も記していません。 約1時間の捜索。 子どもたちはなかなか「フキ」を発見することができませんでした。 ワタシも気になって、理科支援員さんにたずねて見たら、 「あ、フキの画像ね・・・・あれ、ワタシの家の近くにあった写真・・・」 しまった。 でも、この活動にはっきりとした「答え」が出なかったことが総合のきっかけになるんです。 子どもたちは活動を振り返る中で、 「あの丸い葉っぱ(フキのことね)を探して見たい」だけでなく、 「草の名前を知りたい」とか 「他にも面白い形をした葉っぱがあったよ。調べてみたい」と、自分の次にしたいことを 話してくれるのです。 それが「分からなかったこと」が「分かる」ようになる喜びを生むものではないかと思うのです。 これからの活動は、まずは草の名前を知るために、スケッチをとらせたり、 特徴をもとに図書室で調べたりするものにしたいと思っています。 別段変わった活動はしません。 (もちろんヨモギ団子なんて面白いなぁとは思いますが。) できるだけシンプルに、子どもたちに「学習の仕方」を身につけさせたいと私は思っています。 ワタシのブログもだいぶたくさん記事を書き連ねてきたので、 総合学習について自分の思いを何度も書いてきました。 あえて同じことを書くかもしれませんが、 総合学習は子どもの目に「彩り」を与えることかもしれません。 今日、ある子は「雑草って名前があるの?」とつぶやきました。 またある子は 「草はわたしがいつもいる近くにいっぱい生えているんだね。 わたしはふだんあまり下を見ていないのかな」と感想を書いていました。 草もひとつひとつみんな名前があるんです。 それを一つでも知ることが学習であるとワタシは思います。 総合学習は2年後の指導要領改定で、授業時数が削減されます。 今までの3分の2になります。 ただ、「課題追求型」の学習はすすめていこうと文科省も言っています。 まぁ、活動を考えるだけで大変なので、先生によっては嫌われる時間ですが、 ワタシはワタシなりに総合をがんばっていきたいと思います。 どうぞ、お楽しみに。また、ワタシの総合を「たたき台」に。 ↓そんな小学校教師の平成20年度総合です。 ↓明日もがんばります。では。 |
生活科の意味がようやく分かった気がする。
2008 / 03 / 14 ( Fri ) 今日の生活科は「大きくなったぼく・わたし」の学習のまとめをしました。
子どもたちは家の人たちへのインタビューを繰り返し、 赤ちゃんから、幼稚園・保育園時代、 そして小学校時代の自分のことを何枚も何枚もワークシートに書き表しました。 そのワークシートをまとめ、本にするのです。 活動の最後として、改めて子どもたちに話をしました。 「大きくなったのは、体だけですか?」 子どもたちは問いにじっと考えていました。 そして「頭も大きくなったよ。」「ぼくの足も手も大きくなったよ。」と意見が出てきたのですが、 「心も大きくなったよ」という発言が出ると子どもたちの意識がぐっと変わりました。 「友だちに対してやさしくなることができた」 「家族のことを考えて、お手伝いできるようになった」と身体面ではなく、 気もちまで成長していることに子どもたちは気づくことができたのです。 ワタシはいつものように、子どもたちが自由に出す発言に耳を傾け、 黒板に書き込んでいくだけなのですが、 子どもたちは「勉強に集中できるようになった」 「いろんな気もちを書くことができるようになった」など、 お互いに話していくことで、いろんな面で成長していることに気づきあっていました。 それはまるで楽器の弦が共鳴しあうような時でした。 夕方、子どもたちが書いたワークシートにいつものように赤ペンでコメントを書き入れていました。 ぼくが大きくなったと思うものは、人をおもいやる気もちです。 友だちがころんだ時とかに、「だいじょうぶ?」とか人の気もちを考えます。 ぼくがもっと大きくなってほしいものは、まとめていうと「心」です。 思いやる気もちも考える力も心で思うと思うからです。 立派なこと言うねぇ・・・という気がしました。 言葉に嘘がなく、子どもの成長をじかに感じました。教師冥利に尽きます。 今回の学習では、育ててくれたお父さん・お母さんたちに感謝する・・・というところまで 子どもの意識を高めることができませんでした。 いや、そこまで子どもを引っ張る必要はないかとも思いました。 なぜなら、子どもたちにとって、自分がここまで成長してきたこと、 自分の人生の根っこの部分に気づくことができただけで、 この活動の大きな意味があると思ったからです。 自分自身に気づくことで、これから3年生で習う学習のスタートラインに立ったのです。 社会は自分と社会の関わりを学ぶ学習ですし、 理科は自分と自然との関わりを学ぶのですから。 8年ぶりの生活科。 8年前の自分と比べて、手応えを感じた。 子どもたちの気づきの質が上がったからだ。 うん。よくがんばった。自分で自分を褒めてやろう。 |
生活科はやはり面白いのだ。
2008 / 01 / 25 ( Fri ) こんばんは。今日は千葉県まで出かけてきました。
とあるベットタウンにある小学校の研究発表会を見させてもらいたかったのです。 今回の研修は、ワタシが自分で「見てみたい!」とお願いしたものです。 その理由は、生活科の授業を発表なさるという点です。 このような研究発表会では、国語や算数を発表することが多いので、 生活科の授業を見させていただく機会ってあまりないんです。 朝早く三島を発ち、千葉まで東へ東へと進んでいきました。 大学が関西だったこともあり、なかなか関東圏の地図が分かりません。 というか、田舎モノなので、東京駅でどの出口に向かえばいいのか迷いました。 (だって、三島駅は北口と南口しかないですし・・・それ以上はちょっと・・・。) 地下鉄に乗り、千葉方面へ約45分。大きな住宅街の中に、目的の学校はありました。 かなり大規模の学校ですが、ワークスペースなど施設は充実しておりました。 さて、生活科の授業。1年生と2年生がそれぞれ「風を使った遊び」や「おもちゃ」を作っておりました。 クラスによって、その展示会をしたり、一歩手前の段階だったりしておりました。 ![]() ワタシが気になったのは、パラシュート作りに夢中になっていた子どもたち。 「どんぐりを多くした方がいいよ。」 「ビニールを大きくした方がいい。」とお互いの得た「ひみつ」を話し合っておりました。 それは、なぜかというと、 ![]() という課題が出ていたからです。 どちらの方法が滞空時間が長いのか、子どもたちは競っておりました。 はじめは「ランキング」という言葉がひっかかっていました。 先ほどの2つの「ひみつ」、子どもたちにとって比べられるかなぁ、と。 重りと、パラシュートの大きさ、要素が違うではないですか。 しかし、授業を考えられた先生がおしゃっておりました。 「敢えて、批判があるものにしたかった」と。 子どもたちは前の時間に、自分が得た「ひみつ」をカードに書き記し、 今日はそのカードを持ち寄りながら、どの子の「ひみつ」が優れているのか話し合います。 よくある生活科では、子どもたちが持ち寄った「ひみつ」をすべてよしとする傾向が強くなるそうで、 その傾向に「一石投じてみたかった」のだそうです。 「どれがいい」と話し合いをすることで、子どもたちの思いがグループ全体に広がるんだそうです。 (だからワタシが授業後の研究会で「ランキングでよかったの?」と質問したことは大歓迎なんだそうで。) 授業を見ている時は、例えば、一緒にパラシュートを投げないと正しく比べられないなど、 「ランキング」をつける方法は教師が教えていくべきではないかと思っていましたが、 子どもたちの様子を見て、意外にそうではないのかもと感じました。 それは、ブーメラン作りに取り組んでいたグループの様子を見てから。 自分の方に戻ってくるブーメランを作るための「ひみつ」を、子どもたちはそれぞれ、 「厚紙で作ればいい」とか、「強くなげる」とか、 「ビニールテープで巻いて重くすればいい」とかアイデアを出して話し合いをはじめました。 しかし、ある子が、「紙を曲げたら飛ぶ」ということをグループの友達に提案しました。 でもそのアイデアは「ひみつカード」には書いてないものでした。 本来なら、ランキング外のこの「ひみつ」。 このグループの子たちは先生の「そろそろランキングを決めましょう」という言葉を 無視して、ワークスペースで実験を始めました。論より証拠、百聞は一見にしかずってことだったようです。 ![]() 結局、ランキング外だった「紙を折り曲げる」という「ひみつ」が1位になりました。 いやぁ、この子どもたちの動きこそ、生活科らしくていいと思いました。 納得するまで、夢中になって活動することこそ、力になるものだとワタシは思いますし。 時間をかけて、試行錯誤することが、生きる力の原点なのかと実感しました。 午後の分科会。生活科は人気があるのか、学校関係者以外は片手で数えられる程。 県外、いや市外からやってきた者なんて、ワタシしかいなかった。 ただ、人数が少なかった分、自分の思ったことも言えたし、相手の意図もしっかりと聞けた。 ワタシとしては、某国立大学付属小学校での授業発表を百人以上で見る研修よりも、いい研修だったと思う。 (もちろん手は抜けないが。) 県は違えども、同じ子ども。千葉の先生方の実践がひしひしと伝わってきた。 ↓千葉の先生方ありがとうございました。 ↓分科会で「静岡で何か発表でもされるのですか?」と聞かれましたが、 ↓ワタシにはそんな予定は全くございません。 ↓ただ、ネット上のサーバーに若干の余裕があっただけです。 ↓ ↓ホント、現場の雰囲気が伝わってくる、よい研究発表会だったとワタシは思います。 ↓ ↓そんな県外の風に当たり、新鮮なキモチになった小学校教師に励ましの1クリックをお願い致します。 |
ジャングルジムの上だって学習はできます。
2008 / 01 / 17 ( Thu ) ![]() 桜のつぼみはまだ固く、遠い春をじっと待ち続けているようです。 ↑ う〜ん、「ひで某ぎゃらりぃ」さんのような始まり方・・・。 今日の生活科で「冬さがし」をしてみました。 本来なら、冬の自然遊びをしたいところですが、寒さが厳しい時期といえど、 静岡はなかなか氷が張らず、雪も降らず…。 だから、来年度を意識して、校庭の木の様子をじっくりと観察することにしました。 といっても、2年生の子どもたちにとって「観察する」という活動は実態として難しいものがあります。 ただ見るだけになってしまう子がいるからです。 そこでワタシは、子どもたちにこうアドバイスをしました。 ワタシのブログを長いこと読まれてきた方なら、ご存知でしょうか。 木の思い切り近くで見てみること。 高い視点で観察してみること。 子どもたちにこのように伝えました。 観察するものに向かって、できる限り近づいた方が細かなところに目が向く。 本当に当たり前の学習スキルだと思います。 もちろん、今日は子どもたちの背よりも高い木の様子の観察です。 なかなか、近くで観察することはできません。 が、ワタシ負けません。 子どもたちにこう言いました。 「ジャングルジムに乗ってごらん。」 ![]() どうだ。近くに見ることができるだろう。 ワタシこんな学習が好きです。教室の中でじっとしている学習は好きではないのです。 きっと小さい頃は教室の中で落ち着かなかった子どもだったのでしょう。 子どもたちは桜のつぼみをしっかりと観察することができました。 もちろん、観察カードに書かれていたことは2年生らしく、 「桜のつぼみは、タケノコのようでした」 「ぼくは、ロケットかなと思いました。」 「つぼみの先が、ほんのちょっとだけ赤かった気がしました。」 など、読んでいて微笑ましかったのですが。 ↓どうぞ、拙ブログをお読みの皆様、たまにはジャングルジムの上で眺めてみるのも ↓面白いモノだと思います。お試し下され。 ↓ ↓そんな、一風変わった「引き出し」をもつ小学校教員に励ましの1クリックをお願い致します。 毎度、どうも。では。 テーマ:たのしい学校の活動のようす - ジャンル:学校・教育 |
想定外だらけの生活科探検でしたぁ。
2007 / 11 / 30 ( Fri ) 今日は生活科探検「乗り物に乗って出かけよう」。
ワタシの担当する場所は沼津方面。 御殿場線に乗り、沼津に向かう。 沼津といえど、子どもたちにとっては「都会」のようであったらしい。 ![]() 商店街を歩きながら、 「すげ〜。」と感嘆する子どもたち。 自動改札機を通っただけで、 「すげ〜。」 地下道を入っただけで、 「すげ〜。」 駅前ロータリーに入る数台のバスを見ただけで、 「すげ〜。」 そこまでワタシの学校がある地域は田舎だったけ? 子どもたちに、「失敗してもいいから、思い切り学んでおいで」と言って教室を出した。 世の中は、学校で教えることがすべてではない。 想定外のことがあるから、子どもたちは「気づき」「学ぶ」のである。 子どもたちが出会った想定外その1。 それは、このボタン。 ![]() 忘れてた。 御殿場線はワンマン電車もある。 ワンマン電車はこのボタンを押さなければドアが開かない。 駅に着いても、子どもたちの目の前のドアは開かない。 慌てる子どもの顔。 「押せば開くよ。」とアドバイスするワタシ。 安心する子ども。 もちろん、帰りの電車では、我先にボタンを押そうとする子どもたちでした。 今回、4コースを設定した。 子どもたちの興味に応じて、行きたいところを選ばせた。 沼津コースの目玉は「お買い物ができる」こと。 富士急の中にある百円ショップで、子どもたちに 「好きなモノを買っていいよ」と言い、店の中に放つ。 子どもたちにとって百円ショップはまさに「百貨店」。 たくさんの品物から、どれを買おうか必死に選んでいる。 子どもたちに持たせたお金は300円。 往復の電車代が180円。残りのお金でお買い物をする。 だから、子どもが買うことができるのは1点のみ。 でも、おりました。 2個買ってしまった輩が…。 よかったね。でも、帰りどうするの? 事実に気づく子ども。目から涙。 仕方がないので、沼津駅で100円を貸すことにした。 もちろん、これは教育的配慮。 「お母さんに、理由を話して、月曜日に先生に100円を返してね。」 今頃、その子の家ではどうなっていることだろうか。 学校に戻って、他のグループの帰りを待つ。 主任が帰ってきて一言。 「あのさ、運賃間違えていたよぉ。」 この企画を立てたのはワタシ。 問題は町営の100円バスで起きた。 それは。 ![]() てっきり、子どもは半額の50円で乗れるモノだと思っていた。 足りなかった分は主任の財布から補填。 ここで助かったことは、目的地のそばにスルガ銀行があったこと。 主任は、支援の先生にお願いしたらしい。 「百円に両替してきて。」 午後、教室で話をする。 「あのさ、乗り物に乗るときにうまくいかなかったことがあってもいいんだよ。 ワークシートに気づいたことだけでなく、そんなことも書いていいんだよ。」とワタシ。 すると、手を上げて子どもが言う。 「先生、お金が50円でなくて100円でした。」 スマン。 それは先生の間違いであった。 放課後、来年度のために保存しておこうと思った学年だよりのデータ。 主任が行ったコースの「運賃50円」の箇所を「運賃100円」に改ざん。 間違いを闇に葬る公務員になってしまった。 (もちろん、「月曜日に100円持ってきて」とワタシが頼みましたが) ま、間違いの中で、子どもも教師も成長するということで。 今日のところはご容赦願います。 わはは。すみません。 ↓でも、主任のコースがワタシでなくてよかった。 ↓なんせ、ワタシの財布はそこまでお金が入っておりません。 ↓ワタシだったら、きっと歩かせて学校まで戻ってきたかも・・・。 ↓ ↓そんな小学校教師の1日でありました。 ↓ ↓いやぁ、思いこみって怖いですね。 では。 テーマ:たのしい学校の活動のようす - ジャンル:学校・教育 |
渋柿の味は。
2007 / 11 / 29 ( Thu ) こんばんは。冬休みまで残り3週間となると、授業の進み具合が気になってきます。
1時間の授業も無駄にできなくなります。 そんなことをいいつつも、今日の生活科も面白かったです。 5週間近く干していた柿を食べることにしました。 寒い風が吹くようになり、干し柿もとても美味しそうになっていたので、 教室で食べることにしました。 子どもたちの反応が面白かったです。 特に、「干し柿」を実際に作ったこともなく、食べたことのない子どもたちは、 生まれて初めて食べた感想を紙に一生懸命書いていました。 「カボチャみたい」「サツマイモみたい」・・・これはなんとなく分かる。 「昆布みたい」「梅干しみたい」・・・この意見を聞いて、子どもたちは戸惑う。 でも、ワタシはなんとなく納得。子どもに話す。 梅干しってさ、干し柿と似ているよね。 すると、子どもたちも気づく。 「あ、しわくちゃだ。」 「おばあさんの、ほっぺたみたいにしわくちゃだ。」 言葉に敏感な子が気づいた。 「両方とも、『ほし』って名前についている・・・」 ワタシは話す。そう「干す」ってこと。 昆布も同じように、太陽の光に干していることを話した。 もちろん、カキがどうしてもダメだった子は一口しか食べなかった。 ま、それはそれでしかたがない。 子どもたちが「季節感」を失いつつあるらしい。 大人が「紅葉がきれいだね」と思っても、子どもはなかなかそれに気づかない。 仕方がない。子どもの人生に春夏秋冬はまだ7回しか来ていないのだから。 だから、今回の「干し柿」作りで、子どもたちが秋というものを経験を通して感じてくれれば ワタシとしては大満足である。 放課後、子どもたちの書いたワークシートに目を通す。 とある子が、「お日さまの力って、すごい!」と書いてあった。 なかなかいいセンス。 この言葉を明日、子どもたちに紹介しようと思う。 ↓普段気がつかないことですが、「干す」って知恵は素晴らしいことだったのですね。 ↓干物もまさにそうですし。 ↓あまりにも世の中が便利になりすぎて、目の前にあるものがすべて「画像データ」のように ↓見えてしまう人が増えてきた気がします。ワタシもそうですが。 ↓総合や生活科で、子どもたちの見る世界に、少しでも「彩り」を加えていきたいと ↓ワタシは思っています。 ↓ ↓そんな小学校教師の一日でありました。 ↓ワタシなりに、ぼちぼちとがんばりますので、ありがたいクリックをお願い致します。 では。 テーマ:たのしい学校の活動のようす - ジャンル:学校・教育 |
生活科は子どもたちの経験値を上げていく(その2)。
2007 / 11 / 06 ( Tue ) 感想から先に言うと、生活科は楽しい。
子どもたちの「○○したい」という思いと、 教師としての意図がマッチすると、これ以上なく幸せな思いがする。 先々週から干している干し柿をカラスが狙っているという。 近くのマンションの屋上に、確かに黒い鳥が止まっている。 子どもたちは言う。 「このままでは、カラスに干し柿を食われてしまう。」 「なんとかしなくちゃ。どうしたらいい?」 こんな時、すでに自然体験を十分経験している子はリーダーになる。 「あのさ、うちのおばあちゃん家でも干し柿を作っているんだけど…」 こちらが声をかけなくても、子どもの耳は彼の話に傾く。 で、彼は言う。 「カラスの死骸を吊しておくんだって。」 一気に教室のボルテージが上がる。 担任としてはきっと彼が言いたかった物は、プラスチックのものなんだろう。 でも、子どもたちにとっては生々しい「死骸」をイメージしたのだろう。 ![]() そこから子どもたちは彼なりの話し合いを始める。 「おいおい、死骸って死体のこと?」 「そうだ。うちのおばあちゃん家はたくさん死骸が吊してあるよ。」 「マジ?」 「マジ。」 「うえ〜。マジかよぉ。」 「私、イヤだからね。カラスの死体なんて、ベランダに吊したくない。」 「そうそう、ベランダに出られなくなっちゃう。」 「というか、死体が吊してある教室なんて、来たくない!」 で、ワタシは一言。「死骸以外の方法はある?」 「シーディ!」と経験豊富な彼。ピカピカするCDを吊しておくのもよいと聞いたそうだ。 「CDなら、うちのお父さんパソコンを7台も持っているから、きっと要らないのがあるはず!」と いつも以上に燃え上がる男の子。 「音を鳴らしても、カラスびっくりするよね。」とペットボトルを用意したいというアイデアも出た。 で、各自、道具を持ってきた月曜日。 もう既に道具を作ってきた子もいた。 どの子も真剣な表情。活動に浸っているこの瞬間が好きだ。 ![]() 活動のまとめをしていると、子どもたちから疑問が生まれてきた。 「なんでさ、カラスは光と音に弱いのかな?」 いい質問だと褒めて、ワタシのネタを披露した。 そんなこともあるだろうと思って、図書館司書さんに資料をお願いしておいた。 それは「昆虫の生態図鑑」。 ガやイモムシの仲間で、目や体の模様に丸いものがあるものを見せた。 鳥から身を守るための工夫。 丸いものを大きな生き物の目だと勘違いしてしまい、鳥は逃げてしまう。 そのことを子どもたちに紹介する。 「へ〜」と驚く子どもたち。ワタシとしては、こんな生活科が好きだ。 自分が感じた思いをもち、その思いを満たすために活動し、 新たに湧き出た疑問を感じ、更に学ぶ。 これは生活科や総合学習での子どもの学ぶキモチを生み出すための スペシャルなサイクルなんだとワタシは思う。 ↓そんな生活科の実践でした。 ↓総合学習の時間は減っていくようですが、ワタシなりにがんばります。 ま、明日もがんばるべさ。 テーマ:たのしい学校の活動のようす - ジャンル:学校・教育 |
生活科は子どもの経験値を上げていく。
2007 / 10 / 07 ( Sun ) 短い時間で久しぶりの授業ネタを。
生活科の町探検を、ひとまず終わりにしました。 その学習のまとめとして、子どもたちは地図作りを行いました。 ワタシが作成したB4の校区マップに探検した場所のことを書き込んで、 さらに色画用紙を下敷きに、小さく切った紙を貼って地図を作っていく。 子どもたちが町の中から得た情報や感動をたくさん書き込んでいました。 ![]() ![]() ワタシの好きな時間はやはり「総合的な学習の時間」。 今年度は低学年担当ですので、課題解決的な学習は展開していないのですが、 その分、今年は子どもたちのこれからの為に生活科を通して、 たくさんの種を巻こうと思っています。 生活科とは、子どもたちの自立への基礎を養う時間です。 今は、子どもたちと活動することが楽しくて仕方がありませんので、 またドングリ探しなどで、町に飛び出していきたいと思っています。 ↓そんなワタシの今の仕事です。 ↓確かに、子どもの頃、学校の中でずっと一日を過ごすのが ↓イヤだったので、よく飛び出していたワタシですので、 ↓やはり今も教室の外へ子どもたちを連れ出していきたいと思うのです。 ↓(もちろん安全最優先でね。) ↓そんな小学校教師の仕事に応援の1クリックをお願い致します。 |














